ノロウイルスは3月位まで流行します。
温度が低ければ低いほどウイルスは長期間生存します。
ノロウイルスの予防と消毒を行って感染から身を守りましょう。
ノロウイルスとは
ウイルス性胃腸炎と言われています。
冬季の前半にはノロウイルスによる胃腸炎が多くみられます。
ノロウイルスは成人も含め全年齢にみられます。
流行する時期は
主に11月から3月にかけて胃腸炎を起こします。
寒い時期に流行する理由は二つ考えられます。
1.ノロウイルスは温度が低ければ低いほど長期間生存する。
さらに乾燥にも強いため。
2.冬場になるとカキなどの二枚貝を生食する機会が増えるため。
下水処理場でウイルスを完全に除去しきれず、少量の
ウイルスが河川・海水を汚染し、プランクトンと同時に海水がカキの内臓内に蓄積される。
汚染されたカキを生食あるいは加熱不十分で食べることで食中毒を起こす。
ノロウイルス感染源は
貝などの食物からの感染と人による感染がある。
口からウイルスが体内に入り感染する。
感染者のウイルスが含まれる便や嘔吐物などから。
ウイルスに感染された貝類んなどを生や加熱調理不十分で食べた場合。
ウイルスに汚染された井戸水や簡易水道を消毒不十分でとった場合など
ノロウイルスは下痢だけではなく嘔吐を引き起こすことが特徴です。
[adsense]ノロウイルス潜伏期間
潜伏期間(感染から発症までの時間)は24~48時間で、
主症状は吐き気、嘔吐、下痢、腹痛であり、発熱は軽度(37~38℃くらい)
通常は1~2日後にはおさまる。
感染後の潜伏期間は約20時間~48時間程度です。
2次感染もあるので注意!
症状は
発熱
腹痛
嘔吐、下痢
ノロウイルスを予防する
せっけんで手を洗う。
アルコール消毒はきかないので、30秒以上かけて流水で手を洗います。
食品中のウイルスは加熱で感染性をなくせるので、しっかり熱を通して食べる。
特に飲食物を扱う人が十分な衛生管理を行うことが効果的な感染予防につながる。
便や嘔吐の処理はビニール手袋でする。
便や嘔吐物を乾燥させない。
ノロウイルスの消毒方法
基本、アルコール消毒はききませんので、塩素系消毒剤を使います。
原液20mL(キャップ約4杯)+水1Lをうすめる。
(ペットボトルのキャップ1杯文が約5mL)
汚物の消毒は塩素系消毒剤をかけて5分位おきます。(その後水ぶきをする)
汚れた服などは家庭用の漂白剤で消毒をする。(30分位つけておく)
ノロウイルスの時の食事
嘔吐などがあることから無理に食事はさせない。
胃の中に入ることで余計吐き出すことがあります。
お水、お茶、イオン水などを少量ずつあたえる。
回復してきたら、徐々に消化の良いバナナ、お粥、すりおろしたりんごなどを与える。
さいごに
家族全員で数年前に、ノロウイルスにかかった時にはとても苦しかったです。
子供だけではなく大人にも感染しますので、注意がひつようです。
嘔吐がありますので、無理に食事はとらないほうがいいです。
(病院でもいわれました)
水分補給を十分にとって、脱水症状に気をつけましょう。
じゅんTA
コメント