病気やストレスから体を守る免疫力アップの方法は?

健康

働き過ぎ、悩みすぎ、薬の飲み過ぎが病気を呼ぶ!

まずは、免疫力についておさらいしましょう♪
免疫力は、白血球内のリンパ球と顆粒球のバランスで決まります。
そしてその白血球の状態を自律神経がコントロールしています。

例えば過度なストレスなどが体にかかると、交感神経が優位になりアドレナリンが分泌されますし、過度にリラックスすると副交感神経が優位になって、アセチルコリンが分泌されるのです。

そのアドレナリンを取り込むアドレナリンレセプター(受容体)を持つのが顆粒球で、アセチルコリンレセプターを持つのがリンパ球なのです。
そのために、いずれかの物質が多く分泌されると、それぞれに対応した顆粒球やリンパ球が増えるのです。
そうなると双方のバランスが崩れて、病気になっていってしまうのです。

白血球の中のリンパ球や顆粒球は、下のイラストのような働きがあります。

免疫力

顆粒球は細菌や古くなった細胞の死骸など、サイズが大きいものを食べて処理します。
また、リンパ球はウィルスなどの微少なサイズの異物に対して、それらを無毒化する抗体と呼ばれるタンパク質を作ります。
このリンパ球の働きが「免疫」なのです。

それらのリンパ球と顆粒球、免疫細胞の5%を占めているマクロファージの働きにより、白血球の自己防衛機能システムが体内で働くのです。

これらのことを念頭に置いて、免疫力を高める方法を見ていきましょう。

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免疫力を高める食事

免疫力の働きを正常にするためには、ストレスを取り除くことが第一です。
まずは薬の常用をやめる、働き過ぎをやめて夜はリラックスすることを心がけましょう。

また、一朝一夕に解決できない悩みを抱えている人も「悩みすぎると病気になる」と認識することです。
そして、食事や運動も大切な要素としてとらえましょう。

例えば口から肛門につながる消化器官は、副交感神経の支配下にある最大の臓器です。
ですから、食べ物を摂取することが、最も手っ取り早い副交感神経の刺激につながります。
実際にガン患者さんが病気を克服できるかどうかは、食事が取れるかどうかにかかっているほどです。

それでは、免疫力をアップするおすすめの食事法をご紹介します。

主食を玄米にして、発酵食品を中心に食べる

玄米には、炭水化物やタンパク質、脂肪、ビタミンB郡、ミネラルなどの、人間が必要な栄養素が殆ど含まれています。
まさに、免疫力アップのための最強の食品です。
さらに、小魚、小エビ、豆、ゴマ、漬け物、味噌、納豆などの発酵食品などを多く取り入れた食事を取りましょう。

食物繊維で腸管を動かしましょう

玄米やキノコ類、海草類が持つ食物繊維は、体内に入ると腸が何とかこれを消化しようと腸管を動かし、副交感神経を刺激します。
また食物繊維は、腸内で発生する活性酸素の除去もしてくれるのです。

ゆっくり味わって食べる

副交感神経は、噛むことでも刺激されますので、食事はゆっくり味わいながら食べましょう。
無理して何十回も噛む必要はありません。とろとろの食べ物ばかりが腸に入ると、腸管免疫が落ちてかえって健康を害するそうです。

酸味・苦み・辛みを適度に取ること

体には「いやなもの反射」という不快なものから逃れようとする反射があり、その反射を司っているのも副交感神経です。
酸味などは体にとって嫌なものなので、これを排泄しようと副交感神経が働きます。
同様に、苦みや辛みにも同じ作用があります。

水分を適度に取ること

水分を取ると当然尿意がやってきます。
その尿意を司るのも副交感神経です。
脱水を防ぐためにも、適度な水分を出来れば常温で撮りましょう。

~~~|つぶやき|~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

食事を取ることが、免疫力をアップさせる手っ取り早い方法だったなんてすごいですね!
昔から、快食快便健康の元っていいますものね^^

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~|kazu|~~~

コメント