オリーブオイルには、ダイエットとがん細胞の増殖を阻止するという
2つの働きが明らかになってきました。
オリーブオイル
オリーブオイルに含まれるオレオイルエタノールアミドは
満腹中枢を早めに刺激してダイエットに効果があるそうです。
さらに、抗酸化物質でがん細胞の増殖を阻止するという2
つの働きが明らかになってきました。
悪玉コレステロールを減らす作用や、
身体に良い成分(各種ビタミンやポリフェノールなど)も豊富です。
オリーブオイルには、バージンオリーブオイル、ピュアオリーブオイル、
オリーブオイルと別れています。
ちなみにダイエットに適しているのはバージンオリーブオイルです。
美容に効果的なビタミンも豊富です。
乳がん
女性で乳がんにかかる人はおよそ41,000人/年で、亡くなる人はおよそ11,000人/年で、
最近、ますます増えてきている大腸がんや乳がんを予防することは大切です。
乳がんの危険因子は肥満や飲酒であり、逆に予防因子は授乳、身体活動、
ビタミンD、オリーブオイルです。
オリーブオイルによって活性化する乳房の腫瘍細胞の中の信号の連鎖を完全に解読して、
乳がんを防ぐ効果をもつということがわかりました。
オリーブオイルとフレッシュサラダをたくさん摂ると、悪性度(再発度)の高いHER2(ハーツー)
陽性の乳がんの発症リスクがかなり低くなることが分かりました。
オリーブオイルとフレッシュサラダをたくさん摂るサラダ野菜ダイエットは、
HER2陽性の乳がんの発症リスクを4分の1にまで下げるそうです。
ダイエット
ダイエットに適しているのはバージンオリーブオイルです。
食事の約1時間前にオリーブオイル(オレイン酸)を摂っておくと、
その後の食事で早めに満腹感になり、自然に食事量(カロリー量)を減らすことができるそうです。
オリーブオイルをとると、1時間後くらいに脳(視床下部)の満腹中枢を刺激してくれます。
その結果、いつもの食事量(カロリー量)よりも少ない時点で、「もうお腹がいっぱい」と
サインを出すのです。
ただし、オリーブオイルはカロリーが高めなので気をつける必要があります。
1gあたり、約9キロカロリー。
大さじ1杯だと120キロカロリーです。
ダイエットを妨げることにつながりますので、オリーブオイルの取り過ぎに注意しましょう。
糖尿病
オリーブオイルが糖尿病に改善効果があるそうです。
インスリンの効き目によって、
糖尿病の状態は大きく左右されそうです。
インスリンと呼ばれるホルモンが、
血液中の糖を細胞内に取り込んで血糖値を下げる働きをしています。
しかし肥満などで、インスリンがうまく糖を取り込めなくなると
血液中の糖の濃度が上がってしまいます。
この状態が長く続くと糖尿病になるのです。
オリーブオイルには、インスリンの働きをよくする効果があります。
おわりに
オリーブオイルを料理に使ったことからその効果を調べてみましたが、
その効果はすばらしいですね。
ダイエットにも効果があるそうですが、オリーブオイルはカロリーが
高めなので、摂取量には注意が必要ですね。
じゅんTA
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