梅雨の時期、細菌にとっては繁殖に適した季節です。
目に見えない最近はどこに一番多くいるのでしょうか?
除菌術
梅雨の時期、湿気でジメジメしたり細菌が一番繁殖するのに
適した季節と言われています。
だからといって、目には見えない細菌をどこに一番いるのかって
わからないですよね。
そこでスゴ技Qでは、微生物を研究して30年という衛生微生物研究センターの
李憲俊さんと、ある家庭の24箇所の細菌を調べてみました。
家の中で菌が一番多いのは?
家の中で菌が一番多くいるのはどこだと思いますか?
あるお宅の家の中全24か所を調べたところ、菌がたくさん検出されたのは
なんと台所でした。
へぇ~。
台所なんですね。
その中でも菌が多いのは、食器洗い用のスポンジでした。
なんと15億個もの細菌が検出されたんです。
この数の多さに驚きました。
キッチンは水分が常にあるために、栄養となるものが多く細菌が繁殖しやすい
そうです。
食器用のスポンジは乾燥するしずらいので、繁殖しやすくなります。
それでは、対策としてはどうしたらよいのでしょうか?
対策としては、スポンジを塩素系漂白剤につけて置く事です。
除菌の場合は2分程度つければOKです。
こんな簡単なことで、除菌ができるのであれば簡単ですね。
ただし重要なのはつけ置きの前に、スポンジをしっかり洗って汚れを落とすことです。
汚れが残っていると、除菌の効果が得られない場合もあります。
その他にもお風呂からも菌がたくさん検出されました。
風呂釜からは、310万個もの菌がありました。
そもそも人間の体には菌がいますので、入浴するだけでも菌がお風呂の中に残ります、
このオタクは、ふだんから前日の残り湯を使用していたので、お風呂の温度が、
細菌の好む35度から25度に下がると大繁殖します。
シャワーヘッドの除菌
お風呂で見落としがちなのは、シャワーヘッドの除菌です。
裏側が、汚れがたまりやすいので、洗剤などを使って汚れを落としたり、
除菌ができる浴室用洗剤をかけて5分程置いておきます。
ふきんの使い方に注意
シンク周りと食卓でふきんを使い分けることで、キッチンの細菌が食卓に広がるのを
抑えられ、食中毒を防ぐことにつながります。
菌が繁殖したふきんを除菌することも大切です。
1. スポンジと同じく塩素系漂白剤2分程度つけ置く。
2. 菌は乾燥に弱いので、3時間位天日干しで
しっかり乾燥させることで除菌ができます。
3. 熱湯をかけて5分程度つけ置きすると、ほとんど菌は死滅します。
食卓を吹く前に、アルコールでスプレーをして10~20秒置いた後に拭き
とると除菌ができます。
ふきんは洗濯機で洗濯をすると、ふきんにいる細菌が他の他の衣料などにうつり、臭いの原因になり
ますので、洗わないようにしましょう。
おわりに
スポンジに菌がこれほどいたという結果には驚きました。
簡単に除菌ができるので、こまめに除菌をしたり気をつけたいと
思いました。
じゅんTA
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