50℃洗いで健康になる本を読んでさっそくキャベツを50℃洗いにしてみました。
しなびた野菜が元気になる理由、50℃洗いの手順、キャベツで50℃洗いした結果や効果をまとめてみました。
50℃洗いで野菜がシャキシャキ

冷蔵庫に半分に切ってしまっておいたキャベツが少し茶色い部分がありました。早く使わないとキャベツがだめになってしまう。
と思った時に、「50℃洗い」を思い出しました。
50℃洗いにすると〝なぜしなびた野菜もいきいきするかというと?〟野菜が熱のショックで表面にある気孔が開き水分が野菜に入っていきます。
お湯から取り出すと気孔を閉じるので、水分がたっぷりの状態となります。
今回はキャベツで50℃洗いをしましたが、ほうれん草で50℃洗いをするとシュウ酸というアクが20%も減ったのだとか。
キャベツで50℃洗いやってみた
温度計があるとよかったのですが、本にはなくてもだいたいの目安となることが書かれていたので、試してみました。
- まずボールを用意します。
- ボールに1/3ほどの水をいれて、同量の沸騰したお湯をボールに入れます。これが50℃位になるとのことでした。
- 次に食材全体を入れ、1~3分ジャブジャブと洗います。
- キャベツの場合は、葉の部分を1枚1枚はがして洗います。
- 43℃以下に温度がさがらないようにボールにお湯を足しながら洗います。
- 次に食材をボールから出したらペーパーなどでふきます。
実際にこの方法で50℃洗いをしたところ、キャベツがパリパリになりました。
50℃の熱めのお湯で洗ったら、しんなりしていたキャベツがパリパリになったので
すごいと思いました。
50℃洗いの注意点

- 43℃以下になると雑菌が繁殖してしまうので気をつけます。
- 50℃洗いが終わった後は、しっかりとペーパーなどで水気をとってください。
- 水分が残っていると傷みやすくなります。
- 肉や魚介を50℃洗いしたらすぐ調理します。
- 野菜や果物は保存ができますが、肉や魚介は保存ができません。
- 冷凍食品は凍ったまま50℃洗いをします。
- 3~5分50℃洗いをしたら、取り出し5分くらいおきます。
その他こんなことにも50℃洗い

普段食器をお湯で洗ったりすると、油分がとられてしまって手がカサカサと乾燥してしまいます。
それが、50℃洗いをすると手が荒れないんだそうです。素手の方が手荒れの予防になるなんて不思議です。
手の皮脂が溶け出すのは35℃からだというので、温度が高くなるとしっとりするんだとか。
そして50℃の蒸しタオルを顔にのせると、毛穴が開いて汚れがよく落ちるそうです。
ボールにタオルをたたんだ状態で少量の熱湯をかけて50℃になったらタオルを広げて顔にあてます。
毛穴の汚れが気になっている人は、こんなに簡単な方法で汚れがとれるならいいですよね。
蒸しタオルを顔にあてると気持ちがよく、美肌にもなるので試して見る価値がありそうです。
おわりに
実際に50℃洗いをキャベツで試してみたところ、パリパリキャベツになりました。
最初はお湯でしなびた野菜がシャキシャキになるの?と思ったのですが、実際にやってみてびっくりしました。
この方法なら野菜をムダにすることなく使えそうです。じゅんTA
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