口臭や歯周病を予防改善するには、普段からの歯磨き・プラークコントロールが重要ですが…より効果的に行うには「口内細菌や腸内細菌のバランスを良くするのが非常に大事」なのです。
今回は「腸内環境が良くなれば口臭や虫歯は予防できる」というテーマで、ヨーグルト(乳酸菌)の更なるすごい効果について迫ってみました。
あと、プレーンヨーグルト無糖を使っての歯磨き実践の模様もアップしています。私自身、ヨーグルト歯磨きも数ヶ月間行っていたので「ヨーグルト歯磨きについて」も話してみました。
ヨーグルト(乳酸菌)で歯周病予防
- 口の中ではミュータンス菌(虫歯菌)の割合が増えると虫歯になる。
- 歯周病菌が住む歯垢や歯石が増えると歯周病を引き起こす。
口や腸の中にはたくさんの細菌が生息していて「口の中には約500種類・60兆個以上」「腸内には100兆個以上」とも言われています。これらの細菌のバランスにより「口や腸の健康は決まる」ようです。
唾液には殺菌・抗菌作用があり、口の中に入ってきた菌を殺しその増殖を抑える働きがある。この唾液の質は「腸内環境の良しあしに関係する」といわれ、腸内のバランスがとれていることが唾液の質を向上し「虫歯や歯周病」になりにくい環境が整う。
腸内環境を良くし→口内環境改善
▼ テレビで話題~腸力アップで病気は勝手に治る
4人の女性に乳酸菌生成エキスを10日間飲んでもらい、引用前後の口内環境を調べました。調べたのは「1、唾液の分泌量・2、pH値・3、口内の細菌数など」です。その結果、唾液の分泌量は4人の5分間の平均で5.6→6.5へ増えました。※壮快7月号より一部引用
上の唾液の分泌量アップに加え、全員のpH値が上がって6に近づき、細菌数では2名にミュータンス菌の顕著な減少がみられ、虫歯を悪化させるラクトバチルス菌は1名に減少があったとのことです。
つまり、落合歯科医院院長・落合ドクターの実験データでは…腸内環境を整えたら・口内環境も改善したという結果が出ているということ。加えて、被験者全員が腸の状態が良くなり「便秘がなくなった」という声が上がったとのことです。
ヨーグルト(乳酸菌)で口臭予防
上記で述べたとおり、細菌のバランスで口や腸の健康が決まるといわれています。そして、口臭は「口内の虫歯や歯周病」「胃潰瘍やピロリ菌」「大腸の悪玉菌が出すガス」などによっておこります。
これらの口臭の原因を断つには「腸内および口内の細菌のバランスを良くすること」「当然のことながらしっかりとした歯磨きおよびプラークコントロールすること」。口の中に善玉菌を増やすことで効果的に口臭予防が出来ます。
善玉菌である乳酸菌はジンジバリス菌よりも早いスピードで増殖し乳酸を生みだしてくれ、この乳酸がジンジバリス菌を退治してくれます。そして、乳酸菌は虫歯においても効果を発揮しミュータンス菌(虫歯菌)の増殖を抑制し、歯に付着することを抑止します。
効果が高いおすすめの食品
- 「ぬか床で作られたたくあんとかぶの漬物」を落合ドクターは進めている。
- 私は、ブログのメインテーマであるヨーグルトが食べやすくて効果的だと思う。
ヨーグルトで歯磨きする方法
近年は上記などの理由から、乳酸菌入り歯磨きやプレーンヨーグルトを使った歯磨きが注目を集めています。私も実際に「プレーンヨーグルト歯磨きの実践」をしていました。実践模様は上の記事を参考にして下さい。
でもね、理論上ではプレーンヨーグルト無糖タイプが良いというのは分かりますが…私が実践した経験では「普通の歯磨きを使ってオーラルケアをした方がいい」と思います。使いやすさや・継続性などを含めると普通がいいです。
お薦めのオーラルケア
私は40代に入って「歯茎がはれたり・歯がグラグラしてどうしようもない状態」になり、本格的に自宅でできるオーラルケアに取り組みました。その結果「今はすごく調子がいい」ので、私のオーラルケアを紹介しておきます。
「歯ブラシ・歯磨き粉・歯間ブラシ・マウスウォッシュ(リステリンなど)・虫歯予防ガム・舌ブラシ」を組み合わせて日々のオーラルケアをしています。
「日々のオーラルケアと・日々のシンバイオティクスの実践」この組み合わせで虫歯や歯周病、口臭の少ない健康的な口内環境を作りましょう。
最後に…「やっぱりヨーグルト(乳酸菌)の効果はすごい」と実感しました。つい最近は「腸内が健康を作る」と言っても過言ではないように思えてきましたね。
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