「ヨーグルトが健康に良い」というのは、誰もが感覚として持っているイメージだと思います。
でも実際は、例えば体調が悪いときに何となく治りそうなヨーグルトを食べてみたり、痩せたい人が何となく昼食にヨーグルトダイエットするものの挫折してしまったり、といったその場しのぎや弾丸な食べ方になりがちではありませんか?
日常生活に上手に取り入れて自身の健康の役に立てている人は意外と少ないのではないでしょうか。
ここでは、わたしのヨーグルト体験談をふまえて、上手に末長くヨーグルトを取り入れる方法をご紹介します。
ヨーグルトの選び方
ヨーグルトは、乳酸菌が発酵させた乳製品ですが、菌にも様々な種類があります。自分の体内でよく働く菌もあれば、そうでない菌もあります。したがって、複数のヨーグルトをランダムに食べるというのはひとつの効果的な摂り方です。
意識しながらしばらく食べ続けていると、合う合わないというのが肌で感じられることもありますが、医師の話によると厳密には自分でわかることではないとのことで、ランダムに色々食べるのが良いとされているそうです。
個人的には、ナチュレ恵と、各スーパーのプライベートブランドのものが舌にも合っていると感じます。ブルガリアヨーグルトは有名ですが、若干粘性が強いのが気になりそれほど取り入れていません。
ヨーグルトのアレンジ方法
各ヨーグルトには、加糖タイプ(小さいサイズに多いです)または無糖タイプ、脂肪ゼロのタイプなどが展開されています。加糖タイプには意外なほど多くの砂糖が使われているため、アレンジがしにくい点であまりおすすめできません。
できることなら脂肪ゼロを選びましょう。糖分を多く摂りたい朝食では、そこにフルーツをたっぷり入れたり、絞った果汁とミックスしてヨーグルトドリンクにしたりすれば、良質な糖分をおいしく摂ることができて一石二鳥です。
たんぱく質を取り入れたい夕食であれば、きなこをかけて黒蜜でいただくと良いでしょう。ヨーグルトに黒蜜というのは意外かもしれませんが、さっぱりした信玄餅の味でおいしいですよ。
海外にはチョコレートやキャラメルのヨーグルトもあります。先入観をなくせば、ヨーグルトは何にでも合うということがわかります。
飽きないヨーグルトの続け方
ヨーグルトが体に良いことの一つに、整腸作用がありますが、そのためには毎日継続的に良質な菌を摂取することが必要です。しかし、毎日食べていると飽きてくることもあります。
ナチュレ恵は、酸味が少なくまろやかなので、体調によって酸味を受け付けないときでもおいしくいただけますし、飽きが来なくておすすめです。
他の商品であっても、工夫次第で楽しく食べ続けることができます。
例えば、塩ヨーグルト。ヨーグルトというと甘いもののひとつに数えがちですが、塩をパラパラして食べるヨーグルトは、前菜感覚で楽しめるんですよ。
オリーブオイルとレモンをプラスすると、ワインのおつまみにもなります。こういった食べ方には、水分が少なくて濃厚なパルテノギリシアヨーグルトが候補に上がります。
このように、楽しくヨーグルトを取り入れると、もともと健康のためにちょっとした義務感も持ちながら始めたヨーグルトも、いつの間にか趣味のようになってくるものです。
その場しのぎだったり、張り切って頑張って取り入れても長続きしなかったり、ということでは効果は望めません。長く続けることを頭に置いて、自分のスタイルを見つけてもらえたら嬉しいです。
(今回ご紹介したヨーグルト:ナチュレ恵、各スーパーのプライベートブランドヨーグルト、ブルガリアヨーグルト、パルテノギリシアヨーグルト)
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