脳梗塞が疑われる症状はこの３つ！？FASTチェック→すぐ救急車を呼ぶ！

脳卒中は寝たきりになる原因の第1位を占め・日本人の死亡原因の第4位です。脳梗塞や脳出血は、発症してからどれだけ早く対処出来るかがポイントで、対処が遅ければ遅いほど死亡率は高くなり・また、マヒが残る割合も大きくなります。

私の父が十数年に渡り車椅子生活です。当時、このチェックポイントを知っていたらと思わずにはいられません。FAST（ファスト）は非常に覚えやすいので頭の中に入れておきましょう。

脳卒中のリスク

寒い時期は、体内の熱が放出しないように血管が収縮されるので、血液が上昇し、血管が壊れやすくなり脳卒中になりやすいです。これに加え、夏場などの暑い時期も、脱水症状・夏バテ・熱中症などで体調を崩すと脳卒中のリスクが高くなります。

脳卒中には、「脳の血管が破れる」「脳の血管が詰まる」2つのタイプがあります。

脳卒中の症状、FASTで確認

脳卒中が発症しても本人や周囲の人が気付かないケースも非常に多いです。発症してから時間がたつごとに症状が悪化し、病院に搬送された時には手遅れになる場合や・ひどいマヒが残り「寝たきりや車いす生活」になってしまうケースも多々あります。

脳卒中の発症に早く対処する為に、米国脳卒中協会は3つの症状を確認するように勧めています。その症状をFAST（ファスト）と呼んでいます。頭の中に入れておくとチェックするのに便利です。
※超重要です、ご家族為・あなたの為にも頭の中に入れておきましょう！

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→国立循環器病研究センター

Face→顔のマヒ

うまく笑顔がつくれるか？顔の片側が下がったりゆがんだりしていないか？

Arm→腕のマヒ

両腕を上げたままキープできるか？両腕を前方に上げた後、左右どちらかに力が入らなかったり、突然しびれたりして下に下がらないか？

Speech→言葉の障害

短い文がいつも通りしゃべれるか？言葉が出ない・ろれつが回るかどうか？

Time→発症時刻

上記3つの内1つでも症状が出ていたら脳卒中の可能性が高いです。「発症時間を確認」し、すぐに救急車を呼ぶことが非常に重要です。歩ける状態だとしても自分で病院に行くのはＮＧです。

その他、脳卒中の疑いがある症状

今まで経験したことのない激しい頭痛（バットで殴られたような頭痛）は、クモ膜下出血の疑いがあります。右目で見ても左目で見ても視野が半分しかない半盲（はんもう）も、脳卒中を疑う症状です。

救急車が来るまで

患者さんを横向きに寝かせ「楽に呼吸が出来るようにし・吐いたものがのどに詰まらないようにする」。麻痺がある場合は、麻痺のある方を上にする。

脳卒中が疑われる症状はこの３つ！？まとめ

この記事は「安心9月号」を参考にさせて頂きました。
このことを知っているのと知らないのでは天と地ですよね。私の父は脳梗塞で倒れ、数十年間に渡り「車椅子生活」です。車椅子を使っていると言っても、症状がひどく・どちらかというと寝たきりに近い状態だと思います。※本人は頑張って車椅子に座るようにしている

私や家族が「FAST（ファスト）」を知っていたら・・・記事を書いていて本当に強く思いました。詳しく把握していなくても「そう言えばチェック方法があったよね」ぐらいでも早い対処が出来ると思います。

今は自宅のパソコン・スマホでいつでも検索できます。頭の片隅にあるだけでも全然結果が変わってきます。ぜひ、頭の中に入れておきましょう！