長年、日本人が親しんできたうまみ成分が凝縮された椎茸は骨を丈夫にするビタミンDが豊富です。
今回は、しいたけの主な栄養分とすごい効能をまとめました。また、しいたけの保存方法や料理レシピも一部アップしています。
椎茸の凄い効能
- 腸内環境を整え、便秘を解消
- コレステロールや脂肪の吸収を防ぐ
- 血液中の総コレステロールの減少
- 血圧を下げる
- 大腸がんを防ぐ
ガン予防や骨粗鬆症に効く
・椎茸からえられるレシチンには、小腸粘膜のリンパ組織パイエル板を刺激し、白血球の一種のマクロファージやT型リンパ球を増殖させて体の抵抗力を強める働きがある。免疫増強剤や抗がん剤の材料としても利用されている。
・椎茸は、天日干しにすると紫外線によりビタミンDが多量に出る。ビタミンDは、骨の主成分カルシウムの腸管吸収を高め、血中のカルシウムを骨に運び骨を丈夫にする。
骨密度を上げる方法
骨粗鬆症を予防する為の食事術や骨密度を上げるトレーニングについてまとめた記事です。
→ガッテン流骨粗鬆症予防!カルシウムを上手に吸収するコツ食事術!?
しいたけの主な栄養分
椎茸の主な栄養分は、「ビタミンD・エリタニデン・食物繊維」。低カロリーでミネラルや食物繊維が豊富なので生活習慣予防に役立つ。
うまみ成分でアミノ酸の一種、ガアニル酸が含まれているので複雑なうまみが出る為料理の深みを出すにはもってこいの食材。
椎茸の保存方法
・生しいたけ・・・生しいたけは鮮度が落ちるのが早い為、すぐに使わない場合は冷凍保存で。
・干ししいたけ・・・日を浴びたしいたけはビタミンDが増える。カビや虫を避ける為にも野菜室で保存する。
椎茸の美味しい時期
しいたけの美味しい時期は「9月・10月・11月」「3月・4月・5月」頃です。
椎茸(しいたけの)食品成分表
食品成分表100g あたり | |
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エネルギー | 18kcal |
水分 | 91.0g |
たんぱく質 | 3.0g |
炭水化物 | 4.9g |
カリウム | 280mg |
マグネシウム | 14mg |
リン | 73mg |
鉄 | 0.3mg |
亜鉛 | 0.4mg |
マンガン | 0.23mg |
ビタミンB1 | 0.10mg |
ビタミンB2 | 0.19mg |
ビタミンB6 | 0.11mg |
ビタミンC | 10mg |
食物繊維総量 | 3.5g |
しいたけを使った料理
栗原はるみさんのすてきレシピ「里いもの鶏エビそぼろあんレシピ」を参考にしたレシピです。ふっくらと柔らかく煮込んだ里芋に海老や干しシイタケなどを使って、自然のお出汁がたっぷり染み込んだそぼろあんをかけた、純和風の定番メニューです。
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