今回ご紹介する『栗原レシピ』は、ふっくらと柔らかく煮込んだ里芋に海老や干しシイタケなどを使って、自然のお出汁がたっぷり染み込んだそぼろあんをかけた純和風の定番メニューです。
そぼろあんは細かく切って使いますので、小さなお子様やお年寄りにも喜ばれるレシピです。
里芋はぬめりパワーが免疫力を高め・椎茸は生活習慣病やガン予防の効果があります。
まるごと「若返りの栄養素のかたまり」ニンジンも利用しているのでヘルシーで美容にも良く美味しい料理ですね。
里いもの鶏エビそぼろあんの作り方
材料(4人分)
里いも…1kg(正味650g)
(A) 調味料
だし汁…大さじ1
しょうゆ…大さじ1
酒…大さじ1
みりん…大さじ2
砂糖…大さじ1エビ…8~10尾(正味120g)
鶏ひき肉…100g
干ししいたけ…3~4枚
にんじん…小1/3本(50g)(B)調味料
だし汁…2カップ
薄口しょうゆ…大さじ2
酒…大さじ2
みりん…大さじ2
砂糖…大さじ1片栗粉・水…各大さじ1
ゆず…適量(今回は用意できませんでした)
手順1、里芋を調理する
里いもは洗って皮を剥き、1個を横半分に切って水から10~13分下ゆでします。
(今回は蒸して使いました)
ざるに上げ、ざっと洗ってぬめりを取りましょう。
鍋に調味料(A)を合わせて火にかけます。
煮立ったら里いもを入れて、弱火で10分、落し蓋をして煮汁がほとんど無くなるまで煮含めます。
手順2、各材料をカットする
エビは殻と尾、背ワタを除いて半分に切ります。尾の部分は細かく叩き頭の部分は粗く刻みましょう。
干ししいたけは少な目の水で戻し、軽く水気を切って粗みじん切りにします。
にんじんは皮を剥き、粗みじん切りにします。この時に、片栗粉と水を合わせておきましょう。
手順3、そぼろあんを作りましょう♪
ひき肉に、手順2の干ししいたけ、にんじんを加えて混ぜ合わせます。
鍋に調味料(B)を合わせて火にかけます。
煮立ったら上記のそぼろあんを少しずつ加えてほぐしましょう。
再び煮立ったらアクを取り除き、手順2のエビを加えて混ぜ、水溶き片栗粉でとろみをつけます。
仕上げです♪
器に手順1の里いもを盛り、そぼろあんをかけます。
ゆずの皮を削ったへぎゆずをのせ、ゆずも添えましょう。
出来上がり食べてみた感想
元々里いもは大好物だったのですが、イマイチレパートリーが広がらなくて困っていました。普段は、味噌で煮たものや、ペースト状にしたものを冷凍保存していました。これはこれで、何か1品足りないなぁ、という時に、とても重宝するんですけどね。
今回の里いものそぼろあんも、ベースは里いもの煮っ転がしのようですが、とにかく上に掛ける鶏そぼろあんが絶品です!
干ししいたけとエビがじんわりと深いコクを出してくれているのでしょう。甘辛い味とぴったりで、どんどん箸が進みます。ご飯のおかずにぴったりのメニューでありながら、晩酌のお供にも丁度いい味付けでしたね。
おわりに…
変わった食材を使ったり、ちょっと複雑で見た目が豪華なな料理も、また作るのが楽しいですが今回のような、昔ながらの和食…といったレシピも、覚えておいて損は無いんではないでしょうか。
普通の煮っ転がしを器に盛って出すよりも、今回作ったそぼろあんのようなトッピングがあるだけで見た目にも綺麗で、ちょっとよそ行きの料理に見えるのが栗原流レシピのポイントなんだなぁ、と改めて勉強させてもらいました。
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