頭をもんで生活習慣病を撃退!?健幸脳を作るメカニズムとは?

頭皮マッサージと健康

頭皮マッサージが健康の源泉になる?という情報が増えてきています。頭皮マッサージといえば「育毛」というイメージが強いわけですが、頭皮マッサージは「病気が治る!美顔になる!」という効果があります。

今回のエントリでは、「頭皮マッサージでどんな効果が得られるのか?なぜ、頭皮マッサージが健康や美容において効果的なのか?」を掘り下げてみます。
※次回以降から「部位のマッサージと効果効能」のエントリしていきます
※ゆほびか10月号を参考にしています

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健幸脳と疲弊脳という考え

横倉クリニック院長・医学博士・横倉恒雄氏は「ほとんどの病気の原因は脳にある」考えているようです。考え方はこうです。「川を浄化する場合には、下流をどんなに浄化しても・上流から汚い水が流れていれば、いつまでも汚いまま」。

私たち人間に置き換えると「川の上流にあるのが脳で、下流に当たるのが心身」で、全身のどこかにトラブルがある場合、多くの原因が脳にあります。

脳が心身への不調を発してしまう原因は、強いストレスを受けた脳が「心身の健康を維持する為」に、過剰な防衛反応を発してしまい、これが、心身にとって不調を呼び込む指令になるのです。

頭皮マッサージと健幸脳・疲弊脳

2つの脳の性質
・大脳新皮質 理性をつかさどる脳
・大脳辺縁系 五感など本能をつかさどる脳
※間脳は、自律神経の中枢。全身に、健康に生きるために指令を発する

現代の人の脳の傾向は・・・上の図のオレンジ「大脳新皮質」ばかり使ってるので・緑の図「大脳辺緑系」が隅へ追いやられる傾向にあります。

健幸脳の場合は、大脳辺緑系が「快」と感じ・間脳(紫の図)から心身を健康にする指令が出る。疲弊脳の場合は、脳に入ったストレスを、大脳辺緑系が「不快」と感じ、間脳から、心身に不調を与える指令が出る。

大脳辺緑系の「扁桃体(へんとうたい)」という場所で、受けたストレスが「快」であるか「不快」であるか判断します。ストレスが些細(快)なものと判断すれば健幸脳であり・不快と判断した場合には過剰防衛指令が出ます。過剰防衛指令が出ている状態は疲弊脳です。

疲弊脳が続くと病気になりやすい体質になる

疲弊脳の状態では、交感神経が緊張し「血圧上昇・過呼吸・食欲減退が起き→副交感神経が刺激されると血圧低下・胃の収縮・腸の運動促進・食欲亢進」が生じる。これを放置すると、体の痛み・心の病・生活習慣病に繋がります。

現代社会では「理性の力ばかり」に頼って処理している為「大脳新皮質」がオーバーワークになりやすい傾向にあります。これが慢性的になり、脳の処理がうまくいかなくなり体中に病気や症状が出やすくなります。

健幸脳・疲弊脳セルフチェック

10個の質問に対し「はい」なら2点、「どちらとも言えない」なら1点、「いいえ」なら0点として加算します。

1、体が軽い
2、自分のことが好き
3、笑いの90%は「本音笑い」だ
4、直感が良く当たる
5、日々の生活、仕事に手ごたえを感じる
6、食事を、理屈なく美味しく感じる
7、空気の変化・花が咲いていることによく気付く
8、気持ちの切り替えがすぐ出来る
9、感謝の気持ちが自然にわく
10、ストレス解消目的ではなく、自分が楽しむ時間がある

・12点~20点 ほぼ健幸脳
・7点~11点  疲弊脳に傾き気味
・0点~6点  疲弊脳の可能性大

頭皮をほぐすと脳が癒される

疲弊脳を健幸脳に戻してあげると「生きる能力が再生」されます。これは、五感を心地よく刺激してあげることです。五感を刺激してあげると大脳辺緑系が活性化し・オーバーワーク気味の大脳新皮質に余裕が生まれます。

こうなると、大脳辺緑系・間脳で心身に不調をもたらす過剰な防衛反応が減少し・五感の回復がなされ体調にも良い影響を与えます。五感の回復をさせるなら「頭皮マッサージ」が効果的です。

脳が疲弊すると体調や心に不調がきたしてしまい、頭皮がカチカチに硬くなってしまいます。この硬くなった頭皮をマッサージすることで血流が良くなり・脳が癒されることで・五感が心地よくなりさまざまな生活習慣病の予防・改善に役立つのです。

疲弊脳→健幸脳へ頭皮マッサージまとめ

すべての指令を出すのが脳だということを考えると、脳に近い頭皮をマッサージするということが美容・健康に効果的なことだということが腑に落ちました。

足つぼやふくらはぎマッサージと同じように「マッサージする部位によって効果はさまざま」です。次回より、さまざまな部位のマッサージと効果効能についてイラストを使ってアップしていく予定です。
※「頭皮マッサージと健康」カテゴリーにアップしていきます

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