ヨーグルトは大腸&胃がん予防に効果のある食品!?腸内細菌とがんの関係など!

ヨーグルト効果&豆知識

今回は「がん予防とヨーグルト」をテーマにエントリーしました。近年、食の欧米化にによりがんのリスクが高まり、ガンはまさに「国民病」です。がんの危険因子の多くは「口から入るもの」と考えると普段の食生活がとても大切なことが分かります。

ヨーグルトは胃がんの原因の1つとなるピロリ菌の除菌効果があります。さらに、ヨーグルトの乳酸菌は腸内バランスを整え、大腸がんのリスクを高める「ウィルシュ菌」を抑制したり免疫力を高め「ガンにかかりにくい」体を作ります。

今回記事にしてみて、普段からのバランスのとれた食生活・リズム感のある生活がとても大切だと感じました。そして、ヨーグルトはガンを予防する上でとても効果的な食品なので改めて常食したほうが良いと思いました。

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がんを抑制するヨーグルト&食品

  • がんの予防因子…野菜類、果物類、カロテン、ビタミンC、運動、冷蔵保存
  • がんの危険因子…アルコール、塩辛い食物、動物性脂肪、肥満、たばこ

国際版・がん予防の15カ条により、がんの予防因子として「野菜や果物類は」特に効果があるとされています。一方、「アルコールやたばこ」はがんの危険因子としてかなり影響があるとされています。

普段、テレビや健康雑誌で言われていることがほぼそのまま、そんな印象を受けますね。結局、「バランスのとれた食事、適度な運動、快適な睡眠、ストレスをためない」生活をすることががんを予防する上で大事だということですね。

がんになる主な要因

がんの要因の1/3は食生活由来からというデータが出ている。がんを発生しやすい危険因子は「食生活(約35%)・たばこ(約30%)・その他」…多くは口から入るものが要因。

脂肪のとり過ぎ、塩分のとり過ぎ、食品添加物、熱い食べ物・飲み物、アルコール、紫外線やストレスなどもがんの危険因子となります。

ヨーグルトで胃がんの予防

日本人の胃がんでの死亡率は高く、この理由の一つに「日本人はピロリ菌の感染者が多い」からという考えがあります。ピロリ菌の感染者は国内では6000万人・人口全体の50%も感染しているといわれている。※こちらの数値は閲覧する資料により差があるのでご了承ください

ピロリ菌感染経験者はピロリ菌に感染したことがない人に比べ「胃がんのリスクが5~10倍になる」ことが報告されている。更に「高血糖、喫煙者は胃がんの発症する確率が11倍」にもなるといわれている。

ピロリ菌により胃壁がダメージを受ける

ピロリ菌に感染すると「胃壁の細胞が攻撃」され、胃酸に対抗するガード機能が弱まることが分かっている。この状態が続くとダメージが蓄積され胃壁がだんだんと薄くなり慢性胃炎を引き起こし「胃がんになる危険性が非常に高く」なってしまう。

病院で除菌に乳酸菌を利用

OLL2716乳酸菌でピロリ菌を減らせ!?明治LG21ヨーグルトと胃がん研究レポート!2

ピロリ菌陽性患者に乳酸菌入りヨーグルト90gを1日2回、4週間にわたり食べてもらい、最後の1週間はヨーグルトと除菌療法両方を行いました。結果…通常の除菌療法では除菌率が77.8%だったのに対し:ヨーグルト併用グループでは89.0%までアップしたという。

ピロリ菌の除菌にはヨーグルトに含まれる乳酸菌にも効果があることが分かっています。明治乳業は「OLL2716乳酸菌がピロリ菌数を大幅に減少させることが分かり」研究データを公開しています。「明治LG21ヨーグルトと胃がん研究レポート」。

堤真一CMリスクと戦う乳酸菌LG21って何!?明治プロビオヨーグルト2
OLL2716乳酸菌とは通称:LG21乳酸菌のこと。LG21乳酸菌は、俳優・堤真一がCM出演している「リスクと戦う乳酸菌」でも採用されている。「明治プロビオヨーグルトLG21ドリンクタイプ

ヨーグルトで大腸がんの予防

大腸ガンになる主な要因は食生活によるものが多いと考えられる。食事の欧米化による脂肪のとりすぎ、食物繊維の不足、ダイエットなどの便秘も大腸がんの原因。腸内環境の悪化が大腸がんの発症リスクを高める。

上記のようなバランスの悪い食生活を続けると腸内の善玉菌が減り・悪玉菌が増えます。悪玉菌の中でも「ウィルシュ菌」がとくに大腸がんの原因と言われ気をつけなければなりません。

「ウィルシュ菌」は、腸で肉などのたんぱく質を分解してニトロンアミンと呼ばれる発がん物質をつくり、これが大腸がんを引き起こす原因となる。さらに、大腸の悪玉菌は脂肪を分解する為に肝臓で作られた胆汁酸を酸化し、二次胆汁酸に変化させる。これも大腸がんの原因です。

腸内細菌が大腸がんを予防する

大腸がんを予防するには食事のバランスや生活リズムを整え腸内環境を良くすること。具体的には肉類を摂り過ぎず、新鮮な野菜や果物を多く摂り、ヨーグルトなどの発酵食品を摂るということ。

ヨーグルトを食べ善玉菌を補充し・野菜や果物を食べ「食物繊維」や「オリゴ糖」を摂ることが最も効率よく腸内環境を良くします。この取り組みを「シンバイオティクス」といい、今注目を集めています。

善玉菌が喜ぶような食事をすることが大腸がんの発症を予防します。腸内で善玉菌が増えると免疫力もアップするのでがんになりにくい体を作る効果があります。腸内環境の善し悪しは「毎日の便を観察」すれば分かります。「臭いの強くないふっくらとしたバナナうんち」を目安にするといいでしょう。

がん抑制効果のある食品選び

    がん予防15カ条
  1. 植物性食品を中心に色々な食品を食べる
  2. 正常体重を維持する
  3. 1日1時間程度のウォーキングなどの運動を継続する
  4. 野菜、果物を豊富に摂る
  5. 多種類の穀類、豆、根菜類を摂る
  6. アルコール飲料は控えめにする
  7. 牛肉、豚肉は1日80gまで
  8. 脂肪の多い食品、動物性脂肪を抑える
  9. 塩分を控える
  10. 食品の貯蔵はしっかりとし、カビを抑える
  11. 食品は低温で保存する
  12. 食品添加物や残留農薬に注意する
  13. 黒こげの食べ物はとらない
  14. 栄養補助食品に頼らない
  15. タバコは吸わない

資料:「アメリカがん研究財団」

特に目新しいものはなく「バランスのとれた食事、適度な運動、快適な睡眠、ストレスをためない」生活をすることががんを予防する上で大事だということですね。

あと、ヨーグルトを常食し腸内環境を整えることはがん予防においてもとても効果的だと感じました。脂肪などが気になるひとは「森永ビヒダスBB536ヨーグルト脂肪ゼロ・無糖」のような商品がありますので、安心して食べられると思います。

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