梅雨に入って特に辛いのが、なんといっても座骨神経痛です!
お尻から太もも、膝の裏側を通って足首に至るまで、痺れるような鈍痛が走る座骨神経痛に悩んでいる方も多いと聞きます。
そんな辛い症状を、少しでも楽にするためのつぼを研究しました~!
梅雨になると気圧が下がって座骨神経痛が出てきます
ビリビリと電気が走るような痛み・・・とか
ズキンズキンとうずくような痛み・・・とか
はたまた、つったように引きつって、痛くてとても歩けない・・・とか・・・
経験しないとわからないよ!この痛みは~っと、痛すぎて思わず怒ってしまうほど辛くてひどい座骨神経痛の痛み。
立っていても座っていても、眠っていても襲ってくるお構いなしのこの痛みを、出来るだけ短期間で楽にするつぼはないものか・・・?
思わず研究しちゃいました!
座骨神経は、腰と仙骨の神経が集まった、腰から骨盤部を通り、足首に至るまでの長くて太い神経です。
この神経が何らかの原因で痛みを出すと、当然その痛い範囲が、腰~お尻~太もも裏~膝裏~フクラハギ(外と後)~足首~かかとに至るまでの、とても長い範囲で辛い症状が現れるのです。
座骨神経痛によく効くツボ
座骨神経痛というと一番におすすめなのが【委中(いちゅう)】というつぼ。
このつぼは、膝を軽く折ると横にシワが出来ますがそのシワの中心部分にあります。
つぼの名前の「委」には曲がるという意味があり、「中」は文字通り真ん中という意味ですから、とてもわかりやすい名前です。
またこの委中は指で触ると、深いところで脈を打つのが感じられますが、実はこの委中の下側には太い動脈が通っていて、ここをゆっくり押し揉みすると血行がよくなって足が温かくなってくるのです。
効果抜群といわれる由縁ですね。
またここを刺激することによって靱帯がほぐれ、同じく血流がよくなり痛みが緩和されます。
押し方は簡単で、座って膝を軽く曲げ、膝のシワの真ん中あたりを両手の親指の腹でゆっくり押さえます。
残りの指はすねの前側に回して、足を握るような感じで膝のお皿に向かって力を入れて刺激します。
あまり膝を曲げすぎると刺激が伝わりにくいので気をつけましょう。
次におすすめなのが【承山(しょうざん)】です。
承山は、アキレス腱から上にたどっていくと、筋肉の盛り上がりで指が止まります。その部分が承山です。ここも、ゆっくり押してゆっくり離す・・・という刺激を与えると効果的です。
さらに有名な足のツボ【足の三里】を刺激することも忘れずに!
足の三里は、ご存じの方も多いと思いますが、膝のお皿の外側から指4本分下がった高さで、すねの前側の骨と膝の外側の出っ張りを結んだラインの、すねから1/3のところにあります。
といってもとってもわかりにくいので、もっと簡単に探す方法があります。
膝のお皿の上側に親指をかけて、他の4本の指をそろえてすねの外側に垂直に降ろしてあてます。
その時、中指がさわる点が膝の三里です。
試しに押してみて下さい。痺れるような圧痛があるところがつぼになります。
痛くなる前の対策が大事です!
座骨神経痛に悩まないための最良の対策はほどよい運動です。
激しい運動ではなく、ゆっくり身体を動かすウォーキングやストレッチを、常に時間を見つけて行うようにしたいものですね。
また、色々な食品をまんべんなく取り、良質な睡眠をたっぷり取るように心がけましょう。
きっと、座骨神経痛以外のさまざまな不調が、知らないうちに緩和され、またすっかり治ってしまう場合もあるのですから~!
つぶやき・・・
私も実は座骨神経痛持ちです・・・(T_T)
ひどいときは、本当にこれらのつぼが私を助けてくれています!
コメント