NK細胞＆抗酸化作用でガン予防！？カボチャと鶏肉のピリ辛ニンニク煮

カボチャとニンニクを使ったがん予防レシピをご紹介します！カボチャは1年中スーパーに並んでいて「国産→5・6・7・8・9月」「輸入→11・12・1・2・3月」が美味しい時期です。※輸入：ニュージーランド・メキシコ、国産：千葉・神奈川・宮崎

今回は「カボチャと鶏肉のピリ辛ニンニク煮レシピ」と「NK細胞＆抗酸化作用でガン予防」をテーマに記事にしてみました。記事の後半で、野菜の効能をまとめています。

レシピ

大さじ2杯の小麦粉を入れたビニール袋などに、一口大に切った鶏もも肉を入れ、よくまぶしましょう。

大さじ1杯のごま油を熱したフライパンで、小麦粉をまぶした鶏もも肉をこんがり焼きましょう。

鶏肉に火が通ってきたら、脂が出てくるかと思います。その脂でニンニクを炒めていきます。香りと風味を出すために炒めるので、決して焦げないように気をつけましょう。

2かけ分のニンニクのスライスやみじん切りを入れてもいいですし、我が家で愛用しているようなチューブタイプのニンニクでもどちらでもOKです。

1cm程度の厚さに切ったカボチャと玉ねぎを入れて全体をなじませた後、醤油（大さじ2）、みりん（大さじ2）、酒（大さじ2）、豆板醤（小さじ1/2～1）を混ぜたものを注ぎ入れます。

フタをして中火にかけ、8～10分間待ちます。器に盛って、ネギをトッピングさせたら完成！

カボチャには色々な栄養成分が入っていますが、その中でも注目したいのが、ビタミンCとビタミンE、そしてβ-カロテンの3つです。この3種類の成分の最大の特徴は、「抗酸化作用」があるということ。

身体を元気に保つために、細胞はエネルギーを作りますが、それと同時に活性酸素と呼ばれる有害物質もできてしまいます。

ヒトが酸素を吸って、二酸化炭素を出すみたいに。活性酸素はDNAを傷つけてガンの原因になることがあります。ビタミンCやビタミンE、β-カロテンはこの活性酸素を消し去ってくれます。

この3つの成分のうち、ビタミンCは水に溶けやすいので、簡単に腸から吸収されますが、ビタミンEやβ-カロテンは油に溶けやすいので、そのままでは吸収されません。油で調理することで、吸収されやすい形になります。

身体の中には色んな種類の免疫細胞がいますが、その中にナチュラルキラー細胞（NK細胞）という細胞がいます。

NK細胞は体内に入ってきた異物と戦う細胞です。最近、この細胞は体内に産まれたガン細胞も異物と認識して排除してくれることがわかってきました。

ニンニクに豊富に含まれているS-アリルシステインという成分はNK細胞）を活性化する働きがあります。