私の友人のお母さんが以前話題になった”ガッテン流「タオルグリップ」”で本当に血圧が下がったと報告を受けました。その報告結果と共にタオルグリップのやり方についても掘り下げてみます。
高齢な方以外にも、血圧が高めな方や血圧は気になるけど…有酸素運動などを取り入れていない人は参考にしてもらえればと思います。
ガッテン流「タオルグリップ」血圧改善方法とは?

タオルグリップ血圧改善方法は「カナダの高血圧予防研究者」が発表したハンドグリップ方法を、ガッテン流にアレンジしたものをいいます。
カナダのハンドグリップ方法はデジタル握力計を30%で握る方法です。
- デジタル握力計を30%程度で握る。
- 握力計を2分握り1分休む。
- これを左右2回ずつ行う。
- これらのセットを週3日実践する。
カナダ式ハンドグリップを実践したところ平均10%も血圧が下がった結果が出ている。これは凄いですね。
ガッテン流タオルグリップの効果と実践方法

- タオルグリップは、1日11分・週3日で効果が表れる。
- 7人中6人の血圧が4週間で改善。
- 7人中5人の血管がしなやかになった。
ガッテン流タオルグリップを実践したところ7人中6人の血圧が4週間で改善され、7人中5人の血管がしなやかで柔らかくなるという結果が出ています。 ※ガッテン独自で調査。
タオルグリップで血圧が下がる理由とは?

タオルを握った手を緩めると血流がどっと流れ、その瞬間血管内にはNO(一酸化窒素)という物質が出てくる。このNOという物質が血管を広げ柔らかくする働きがある。
つまりタオルグリップを続けると、血管の柔軟性が高まり血管の柔らかさが改善されると考えられます。
タオルグリップの実践方法

- タオルはフェイスタオルの大きさがちょうどよい。
- タオルを握った時に指と指が届かないくらいの厚さに折る。
- タオルを片手で2分間握る。
- 手の力を緩め1分間休む(タオルを握ったまま)。
- 1~2を左右交互に2回ずつ行う。
- 週3日を目安に続ける。
2の時に NOという物質が血管を広げ柔らかくする働きがある。
事例:友人のお母さん

私の友人のお母さんは、上が150mmHG前後で血圧に悩んでいたようです。血圧の改善を図るためウォーキングやランニングを実践したところ一時的に高血圧は改善していました。
でも、雨の日や体調不良の日をきっかけに有酸素運動が続かなくなり…血圧に不安を覚えるようになります。
そんな時、お母さんの友人であるSさんから「ガッテン流タオルグリップはいい!」と教えてもらい実践したところ、今では「上が140mmHG手前くらい」で安定しているそうです。
ガッテン流タオルグリップ3週間目の頃に”ふわっとした感じ”がなくなり、血圧を測りに行ったところ高血圧が改善され、今も安定しているとのこと。
上のやり方で、1日10分・週3日行っています。
タオルグリップのあれこれ
- 立って行っても座って行ってもどちらも有効。
- 4~8週間程度で効果が表れる。
- やめると2週間ほどで血圧は元に戻ってしまう。
- 有酸素運動などを取り入れ、”プラス”タオルグリップというのが理想的。
タオルグリップは握り過ぎに注意。握り過ぎると「腱鞘炎」や「急な血圧上昇」を招く恐れがあります。週3回程度に・10%~30%程度の力で行うとよいでしょう。
普段、有酸素運動を行っていたり・降圧剤を使用している人にはタオルグリップの効果は小さくなります。※当然のことですが。
有酸素運動やその他運動と組み合わせて行うと良さそうですね。いつでも・どこでも・手軽に・短時間で効果的なところがガッテン流タオルグリップの魅力です。
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