酒粕ダイエットというものがありました。毎年年末になると酒粕をいただくのですが、いつも使い切らずに余らせてしまっていました。
せっかくいただいたものなので、酒粕を使って甘酒を作ったりそのほかにもダイエット効果などをまとめてみました。
酒粕の効果効能は
毎年年末にいただく酒粕。酒粕をいただいたときは、甘酒を作って飲んでみるのですが、1度作ってそれっきりということが多くて、いつも酒粕を余らせてしまっていました。
これではせっかくいただいたのにもったいないですし、酒粕ダイエットというものがあるらしいので酒粕を使い切ることを目的にして、今回はぜひ使い切りたいと思います。
日本酒を作る過程のかすですが、酒粕は栄養が高く発酵食品の1つと言われています。お酒が弱い人には酒粕料理は注意が必要です。酒粕で期待される効果は次のものが挙げられます。
- 糖尿病予防
- ガン抑制
- 高血圧の抑制
- 肥満予防
- 健忘症予防
- 心筋梗塞、脳梗塞予防
- 狭心症、動脈硬化予防
- 骨粗しょう症
- アレルギー体質改善
- 美白効果
酒粕ダイエット・肥満予防
酒粕と肥満予防の関係について調べてみました。酒粕を摂取することで、脂肪の蓄積が少なくなるというのです。太るということは消費よりも蓄積される脂肪が多い時におこります。
愛媛大学医学部奥田教授は、酒粕中に、澱粉の分解を抑制する物質が含まれている事を発見しました。酒粕を摂取するとインシュリンはあまり上昇せず、血糖も脂肪細胞に取り込まれないことがわかりました。
血糖とインシュリンの両方が揃った時に太るということから考えると脂肪の蓄積は少なくなるというのです。酒粕ダイエットの方法は、酒粕を1日に50g程度毎日摂取します。ビタミンBも含まれていますので、ダイエット効果だけではなく美容も期待できそうですね。
酒粕レシピ・甘酒の作り方
酒粕レシピは調べてみるとたくさんありますが、今回は基本の甘酒の作り方をまとめてみました。普段は適当に甘酒を作るのですが、酒蔵に勤めている人のレシピを参考にさせていただきました。
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材料
- 酒粕…300〜500g
- 水…鍋に入るだけ(小鍋で1リットル分位)
- 砂糖…大さじ3〜6
- 塩…小さじ1/2〜1
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作り方
- 酒粕を適当にちぎり、鍋に入れます。鍋の8〜9割くらいまで水を入れます。
- 1時間〜半日放置します。
- 火を入れます。泡立て器で固まりをを潰していき沸騰するまで温めます。
- 沸騰してきたら弱火にして、時々かき混ぜながら15分程煮ます。
- 全体的にトロッとしてきました。中濃ソースのようなトロミが出たら砂糖塩を入れます。
- 砂糖を入れたら一煮立ちさせます。焦げないようによくかき混ぜて火を止めます。
- 完全に冷めたらもう一度火を入れて完成です。冷ますと甘味が増すので甘さは控えめで大丈夫です。
おわりに
甘酒をちゃんと作ったことがなかったので、この機会に作ることにしました。寒い時期は食べ過ぎてしまうので、酒粕で脂肪をため過ぎないようにできればうれしいです。同時に運動も取り入れないとダメですよね。
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