元旦や三が日の朝くらいは朝から仕込んだお雑煮でも食べて家族揃って、ゆっくりお正月を迎えたいですよね。お雑煮も、関東風は醤油ベースのすまし汁。関西風は白味噌ベースの濃厚な汁が主流ですよね。
今回は、関東風の醤油ベースを若干けんちん汁風に味付けしたお雑煮を作ってみました。
けんちん汁風お雑煮の作り方
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材料(4人分)
- 鶏モモ肉…1枚
- 大根…1/2本
- ニンジン…(中)2本
- ごぼう…1/2本
- 三つ葉…1房
- 小松菜…半房
- 柚子皮…少々
- 蒲鉾(ピンク)…4切れ
- お餅(おから餅を使用)…4個
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●だし汁●
- 水…1リットル
- だし昆布…10g
- かつお節(袋入りのもの)…2袋
- めんつゆ…1カップ
- 塩…少々
手順1
だしをとります。
大きめの鍋に1リットルの水と昆布を入れ、中火にかけます。
沸騰直前に昆布を取り出します。
そして、かつお節を加えて一煮立ちさせたら火を止めます。
2~3分ほど経ったら、キッチンペーパーで漉します。
その時にぎゅっと絞らないように注意です!
手順2
ごぼうは、縦半分にしてから斜めに薄く切ります。
アク抜きに5分ほど水に晒しておきます。
大根、ニンジンは5cm程の短冊切りに。
手順3
準備の出来た、大根、ニンジン、ごぼうを2~3分茹でます。
途中で丁寧にアクをとり、ザルに上げて水気を切っておきます。
三つ葉は軽く湯に潜らせてしんなりさせます。
半量を葉に近い部分で、くるりと巻いて輪にします。
小松菜もざっと湯に潜らせる程度に茹でておきます。
手順4
鶏モモ肉は、一口大に切っておき
熱湯でざっと茹でたら、ザルに上げて水気を切っておきます。
蒲鉾は、普通に1cm幅に切った物、飾り切りにしたものを使用しました。
手順5
大きめのお椀に、先ずは焼いたお餅を入れます(今回はおから餅を使いました)
そして、茹でて準備しておいた大根、ニンジン、ごぼう、鶏肉、蒲鉾、三つ葉も盛り付けていきます。
熱々の汁を注ぎ込み、削ぎ切りにした柚子皮を浮かべたら出来上がりです!
出来上がり 食べてみた感想
今回は、蒲鉾の飾り切りにチャレンジしてみたりしたので普通に切った物と、ウサギの飾り切り、結びの飾り切りの3種類を作りました。ウサギに切った物は、お子様用のお雑煮に入れてあげると喜ばれるかもしれませんね♪
味付けは、我が家でいつもけんちん汁として作るだし汁を使用しました。本来の関東風お雑煮のお汁は、お醤油と塩のみで味付けします。めんつゆの代わりに、お醤油、塩、みりん(または砂糖)でも代用できます。きちんと昆布とかつお節でだしをとっているのでとても美味しく出来ましたよ。
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おわりに…
お雑煮は、一年の始まりに『無病息災』を祈って食べられるものです。元々、7種類ほどの具をお味噌で煮て作るものでしたが様々な材料(雑多な材料)を使って煮る=雑煮を、何でも雑多に煮るという意味に取り違えられて広まってしまった所為か、各地で色々な作り方のお雑煮が作られるようになりました。
鳥取県や香川県では、砂糖や餡子を入れた甘いお雑煮が作られています。昔は、甘いものがとても貴重だったようですね。チャンスがあれば、各地のお雑煮を色々調べてみるのも、また楽しいかもしれません。
今回は、関東風のお雑煮をご紹介しましたが白味噌仕立てのお雑煮も作ってみたいと思いました。
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