今回は渋柿で作る、甘~い干し柿の作り方をご紹介していきますね!生のものと干したものとは、また栄養価が違ってきます。
ドライフルーツが、栄養を凝縮して身体にいいのと同じで干し柿も、元々栄養価の高い柿が更に栄養豊富になるんです。
干し柿の作り方
用意するもの
- 渋柿…8個(お好きな数でOKです)
- 熱湯、塩
- ピーラー、またはフルーツナイフ
- 荷造り用の紐1m位
手順1、渋柿の皮を剥ぐ
渋柿はヘタの部分を残して、実の部分の皮を丁寧に剥いていきます。
細い形をした渋柿の、先っちょの所だけ皮を残す方法もあります。
ピーラーを使うとあっという間に剥けちゃいますよ!
手順2、塩を入れた熱湯につける
皮を剥いた柿を、塩を少しだけ入れた熱湯につけます。
熱湯消毒です。カビの発生を防いでくれます。
柿全体をサーっと軽くくぐらせる程度、大体10秒ほどです。画像では素手でやっていますが、熱いので軍手などを使ってくださいね~。
やけどには十分気をつけて!
手順3、荷造り用に紐をくくりつけ干す
この画像は横にしてあるので、ちょっと見難いですね。
柿のヘタについている枝に、荷造り用に紐をくくりつけ、柿同士がくっつかないように繋いでいきます。
そして外に干します。
私の場合は、二階のベランダに干しました。
普段から日よけをしているので、丁度いいコンディションだったと思います。
鳥に狙われないように注意ですよ!
手順4、2週間ほどで食べれます
干した後は時々揉み込んであげてください。大体2週間ほどで食べられるようになりますのでじっくり見守りながら、楽しみに待ちましょう♪
ちょっと黒い部分があるのは、渋の結晶なんです。そのまま食べてしまっても全然大丈夫なんですよ。
ただ、抵抗のある方はスライスしたカブと合わせて酢の物にしてみたりサラダに入れてみるのもいいかもしれませんね。
出来上がり食べてみた感想(注意点など)
干し柿は基本的に、干してから1ヶ月位で食べ頃となります。
せっかちな私は2週間くらいで食べてしまいましたがとても甘かったです。実験として、渋いままの柿も食べているので(笑)出来上がって食べた甘さには、ビックリしてしまいました。
実を言うと…果物の中でも柿は、普段からあまり食べない果物だったんですね。今回は八百屋勤務の主人の店から、特別に渋柿を貰ったので以前から作ってみたかった、干し柿にチャレンジしてみました。
干す時の注意点
雨天の日は避けましょう。事前にカビ対策をしてあったとしても温度によっては、カビが生えてくることもあります。
万が一、生えてしまった場合はカビの部分を丁寧にふき取って、焼酎を吹きかけます。
または、焼酎を浸した布で丁寧に拭いてあげてください。
干し柿に白い粉をふかせるには?
干し柿は、1ヶ月干しただけでは粉を吹きません。粉を吹かせたい場合は、ラップなどに包んで冷蔵庫に保存します。普通に保存するときも、冷蔵庫に保存をすると柔らかく保つことが出来ます。
それでも、あまりにも長く入れておいた場合は乾燥が進んで硬くなってしまうので、柔らかいまま食べたい場合は注意が必要です。尚、冷凍保存をするとシャーベットのようになりまた違う美味しさが味わえますので、是非お試しを!
生の柿は身体を冷やしてしまったり、水分を溜めてしまったりするそうなので、冷え性や、腎機能が弱い人はあまり食べない方がいいんです。
でも、干し柿にしてしまえば
逆に身体を冷やさなくなり、胃腸を丈夫にしたり整腸作用があるので下痢止めになるという効能も期待できるんです。
その他にも干し柿には、高血圧、脳卒中予防、むくみ、二日酔い発熱性疾患、風邪の予防にも効果があるという、まさに、天然の健康食品ですね。
おうちで手軽に、とっても簡単に作れちゃいますので渋柿が手に入ったときは、是非作ってみてくださいね~。
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