最近は、男女を問わず「抜け毛」で悩んでいる方が多いとか・・・
そんな私も最近シャンプーのときの抜け毛は少々気になります。
髪のサイクル
実は日本人の平均的な頭髪の量は約10万本といわれています。ですから、1日に50本~100本ぐらいの抜け毛は、生理現象の範囲内といわれているのです。
そもそも頭髪はいったん抜けたらそれで終わり・・・ではなく、同じ場所(毛穴)からまた新たな頭髪が生えてくるものです。
この頭髪の生え変わりをヘアサイクル(毛周期)と呼んでいるのです。
毛周期は、成長期 → 退行期 → 休止期 → 脱毛 → 成長期・・・と繰り返されます。
ところが、そのヘアサイクルが何らかの原因で狂ってくると・・・はい、ご想像の通りです!^^;
そもそも抜け毛の原因は?
男女を問わず抜け毛はありますが、男性の場合は特に気になっている方が多いようですね。
その原因の多くは、男性ホルモンの過剰によるものですが、それ以外にも髪の抜ける原因はあります。それは、頭皮の汚れやストレスによる【血行障害】が原因となっている場合です。
また女性の場合は、髪をきつく束ねることで頭の表皮に大きな負担が生じて、それにより起こる【血行障害】が、抜け毛の大きな原因となっています。
そこで、頭皮の血行を促進させるつぼを刺激することで、その抜け毛を防ぐことができるのです。
囟会(しんえ)と風池(ふうち)
囟会(しんえ)も風池(ふうち)も共に頭部の血行をよくするつぼです。
囟会のつぼは、頭の真ん中(左右中央の線)で、髪の生え際から指の横幅3本分頭頂部に向かったところにあります。ここに両手の中指と人差指を重ねて置き、頭の中心に向ってゆっくり3分ほど指圧します。
次に風池(ふうち)のつぼは、耳たぶの後ろにある突起した大きな骨の下から、後頭部の左右から中央に向かってま横に少し移動すると、筋肉のくぼみがあり、このくぼみの部分が風池のつぼです。
探すときは、まず両手の人差し指で、耳たぶの後ろにある突起した大きな骨の下と、後頭部の中心を指で探します。
そして、耳たぶの下の指を後頭部の中心に向って移動させ、筋肉のくぼみにはまるところを探します。
このつぼは、比較的簡単に見つけることができます。この風池に両手の親指の腹を当て、ほかの指は頭に添えるようにして、少し強めの力で5~6回押します。
足のつぼ 至陰(しいん)
漢方では、髪のことを「血余(けつよ)」といい、血が髪をつかさどっていると考えられています。
そこで、足の小指にある至陰(しいん)のつぼを刺激することで、全身の気と血の巡りをよくすることが大切です。
至陰のつぼは、足の小指の爪の生え際で、爪の外側の角から2~3㎜外側にあります。
親指と人差し指でこのつぼをはさんで指で揉みます。または、人差指で強めに刺激しても効果があります。
至陰のつぼはマッサージをしても効果があって、親指の腹で20回ぐらいマッサージをしてみてください。揉んだり、こすったりして血流をよくしていきましょう!
つぶやき・・・
とにかくストレスの多い現代社会。そのストレスの原因を取り除く努力も、抜け毛を防ぐ大きなカギです。
できるだけ休日は、自然の中をトレッキング(またはお散歩)をする余裕を持つようにしたいですね~
kazu
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