いまマコモダケという聞きなれない野菜の人気が急上昇しているようです!この記事ではマコモダケの栄養成分と効能・効果に迫ってみたいと思います!※満天青空レストランで紹介されていましたね
マコモダケとは?
マコモダケ。決してドコモダケではありません。そしてこの野菜、マコモダケという名前からはキノコの仲間だと想像してしまいますが、キノコではありません。イネ科に属する野菜なんです。
マコモという巨大な(なんと高さは2mにも達します!)イネのような植物の根元に出来る肥大した茎の部分なのです。
別名「ハナガツミ」とも呼ばれ、東アジアや東南アジアに広範囲にわたって分布し、日本でも全国の河川や湖沼の水辺に群生しています。このマコモという植物をお風呂にいれた「マコモ風呂」がアトピーに効果があると話題になっているようです。
マコモダケは、たけのこを優しくしたような適度の食感と、ほのかな甘味、ヤングコーン のような香りで、くせがなく、さっと茹でたり、グリル焼き、炒めものにも向いているほか、新鮮なものは生食してもおいしくいただけます。細かく刻んで餃子やハンバーグ、チャーハンなどに用いることもできます。
旬を迎える時期は9月下旬頃から10月中旬頃で、新芽の根元が十分に大きくなったらすぐに収穫されます。収穫が遅れると、マコモダケの中に真っ黒な胞子が成長し、食感が落ちて、美味しくなくなります。
マコモダケに含まれる栄養成分とその効果・効能
食物繊維
食物繊維は、消化を促進し、腸内の善玉菌を増やすことで、腸内環境を整える働きがあるので便秘解消に役立ちます。
また、余分なコレステロールが吸収されるのを抑えて、体外へ運び出したり、糖質の吸収抑制作用など、生活習慣病の予防効果もあります。
カリウム
マコモダケに特徴的なのはカリウムが豊富に含まれている点。このカリウム、人間にとって欠かせない成分のひとつです。
カリウムは、多くの酵素を活発にしてくれる効果があり、筋肉のエネルギー代謝や神経の伝達、そして筋肉の収縮を助ける働きがあります。
また、カリウムは肝臓における老廃物の排出を促し、むくみをとったり、利尿作用のおかげで体内の不要なものや余分な水分と一緒に排出する働きがあるため、デトックス効果が期待できます。
マコモダケはどこで買えるのか
残念ながらまだスーパーにはほとんど出回ってません。道の駅などで買えることもあるようです。日本各地から一番確実にマコモダケを購入できるのは今のところ楽天市場での通販だけだと思います。
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まとめ
マコモダケ。聞きなれない野菜ですね。しかし、クックパッドの検索も増えているようですし・テレビ番組などで取り扱われるケースも増えています。
タケノコとアスパラのちょうど間をとったような食感と、サラダ、炒めもの、天ぷら、炊き込みご飯など多くのレシピに使えるという点でもぜひ試してみたい食材ですね!
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