キウイフルーツの栄養成分と健康効果・効能|美肌作り・風邪予防・便秘改善・高血圧予防など

健康に役立つ栄養学・効能

「キウイフルーツの種類と栄養・健康効果」についてまとめました。このページは「健康に役立つ栄養学・効能」カテゴリーに保管しておきます。

このページの趣旨は…私自身がキウイフルーツの健康効果や成分について深く学びたいということと・キウイフルーツについて検索された際に役立つページにしたいということでまとめました。

今後も、キウイフルーツについての情報を集め必要なものを追記していきます。

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キウイフルーツに含まれる栄養成分

・ビタミンC
・ビタミンE
・アクチニジン
・カリウム
・食物繊維

キウイフルーツによる健康効果・効能

国産のキウイフルーツは、愛媛・福岡・和歌山で主に生産され11月頃に旬を迎える。ニュージーランド産の輸入物は、スーパーなどで通年出回っているためいつでも利用できる。

キウイフルーツのたっぷり果汁にはぶどう糖や果糖を多く含み、エネルギー源になるほか、クエン酸やりんご酸により疲労回復も期待できる。

1個あたりのビタミンCでは、レモンより含有量が多く、ビタミンEとの相乗効果でより強力な抗酸化作用を発揮する。たっぷりのビタミンCやEで女性に嬉しい美肌効果も。

キウイフルーツの果皮のあたりに多く含まれるアクチニジンは、肉や魚料理と一緒に食べると消化が促進され胃もたれの予防にも。

・美肌作り
・風邪予防
・便秘改善
・免疫力アップ
・高血圧予防

ビタミンC

ビタミンCは、強い抗酸化力によって過酸化脂質の生成を抑制し動脈硬化脳卒中、心筋梗塞などを予防する働きがある。発がん性物質であるニトロソアミンの形成を抑制する働きがあり抗ガン作用も期待されている。皮膚や血管の老化を抑えたりガンストレスをブロックする。

ビタミンCは「メラニンの生成を抑える」「メラニン色素を還元する」というダブルの美白効果があり、有害な活性酸素から細胞を守る抗酸化作用もある。更には、コラーゲンの生成を助ける働きがあることから、しみ・ソバカス対策には欠かせない成分。

ビタミンE

ビタミンEは、酸化や過酸化脂質への変化を抑え減速する抗酸化作用を担っている。抗酸化作用により血管の健康を保ち、血管を流れる血液をサラサラにする。

頭痛、冷え性、更年期障害、不妊症、老化などを防ぐ女性に優しいビタミン。

ビタミンEが不足すると、血行障害からくる肩こり頭痛、しもやけ、冷え性、更年期障害を悪化させ、老化を早めてしまうことにもなる。

カリウム

カリウムは、ナトリウム(塩分)を体外に排出させて血圧を安定させる。高血圧の予防には、カリウムを十分に摂ってナトリウムの排出を促すことが大切。カリウム1に対してナトリウムを2以下にするとバランスが摂れる。

食物繊維

食物繊維とは「ヒトの消化酵素で消化されない食品中の難消化性成分の総体」と定義されている。現在は昔と違い腸内細菌による分解・発酵を経てエネルギー源や短鎖脂肪酸に変化し様々な効果があることが解明されてきている。

食物繊維は、腸内の乳酸菌を増やすのを助け腸内環境を整える働きがある。便秘改善にも効果的。ヨーグルトを摂ると相乗効果が期待できる。

キウイフルーツの栄養成分表

食品成分表可食部100gあたり
エネルギー53kcal
水分84.7g
炭水化物13.5g
カリウム33mg
カルシウム33mg
マグネシウム13mg
リン32mg
0.3mg
0.11mg
ビタミンA(βカロテン当量)66μg
ビタミンB60.12mg
ビタミンE1.3mg
ビタミンC69mg
食物繊維相当量2.5g

キウイフルーツの種類と特徴

種類特長
ゴールドキウイフルーツ果肉が黄色く甘みが強く人気のある品種。ゼスブリゴールド。
ベビーキウイフルーツアメリカやチリからの輸入品で3cm程のミニキウイ。
レインボーレッド淡黄緑色の果肉の中央に赤い色が入る新品種。
香緑香川で育成された品種で酸味が少ない。果実は円筒形で大きめ。

キウイフルーツの保存方法、その他

キウイフルーツの食べごろは…軽く握って柔らかさのあるもの。茶色い産毛が均一で密なものがよい。

保存方法:冷蔵庫の野菜室で保存。冷蔵庫なら3~4カ月程度持つ貯蓄性の高いフルーツ。
ガッテン流キウイを甘くさせる方法

外部レシピ
ゼスプリおすすめキウイレシピ(ゼスプリ)
キウイフルーツレシピ一覧(クックパッド)

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