冬に旬を迎える白菜は、ピークになると身が引き締まりどっしりとしたものがスーパでも手に入り冬の食卓には欠かせない食材です。1玉あれば、かなり色んな料理に使えて重宝する白菜。
今回は、そんな白菜の生い立ちや、効能、栄養素などを徹底的に調べてみました!白菜の芯葉にはビタミンCがたっぷりですし、余分な塩分を排出し高血圧の予防に役立つカリウムなど、健康維持に欠かせないミネラルも含んでいます。
白菜の生い立ちから探ってみましょう
白菜は中国(華北から東北部)原産の、アブラナ科アブラナ属の二年草です。
日本に渡来したのは、明治初期といわれています。
生まれ故郷の中国では、白菜は薬用に使われていましたが
日本では、冬の代表的な野菜として有名ですよね。
生産量は、大根、キャベツについで3番目に多いんです。
いかに白菜が、日本人の食生活に欠かせないかを物語っていますよね。
さて、薬用としてて使われていた中国の白菜。
どんな薬効があるのか気になりませんか?
白菜は健胃・便秘・渇きを癒す野菜として珍重されてきました。
●二日酔いには生のつき汁を利用すると、喉の渇きが癒されます。
●煮た白菜は、身体の中から熱を逃し、尿の出を良くしてくれます。
●食欲不振や、胸焼けでモヤモヤしてすっきりしない時にも効果を発揮します
胃腸が弱い方や虚弱の方には、ぴったりの野菜といえるでしょう。
積極的に取り入れたいものですね!
白菜には、どんな栄養素・効能があるのでしょうか
白菜の95%は水分といわれていますが
色々な栄養素が、満遍なく含まれているんです。
主な栄養素は…(100g中の含有量)
●ビタミンC…19~22mg
リンゴの約5倍のビタミンCが含まれています!
身体に抵抗力をつけ免疫力を高めますので
風邪予防や疲労回復に効果を発揮します。
ビタミンCは、芯よりも葉の部分に多く含まれています。
●カルシウム…35~43mg
鉄分と共に、意外と含まれているのがこのカルシウムです。
●カリウム…230mg
余計な塩分を効率よく体外に排出してくれますので
利尿作用を促し、高血圧の方に効果的です。
高血圧が最大の要因とされる、脳卒中の予防にも効果が期待できます。
●食物繊維…1.1~1.3g
鍋物などにするとかなり大量に食べることができますよね。
じっくり煮込んだ白菜は、とろりとしてとても食べやすく
消化にいいので、胃の弱い方や病気で療養中の方に優しい食事になります。
注目の白菜の薬効は?
●様々な栄養素が強力な薬効を生み出してくれます。
主に豊富に含まれているビタミンCと食物繊維が
風邪予防・美肌効果などに効果的ですし、
その他にも、免疫力強化・高血圧予防・ガン予防
胃もたれ解消・むくみ解消も期待できるでしょう。
白菜の美味しい時期
●白菜の旬は冬から春先です。
切り口の新鮮な、みずみずしい物を選びましょう。
1/4カットなどの白菜は、根元の白い部分に軽く
包丁の切れ目を入れておくと、成長が止まるので
通常よりも鮮度を保つことができますよ。
大きさは関係なく、小ぶりでも葉が固く巻いていて
重量感のあるもの、カットしたものは、
断面が水平で盛り上がっていないものが新鮮な白菜です。
白菜の保存方法
保存方法としては、冬場でしたら新聞紙に包んで
冷暗所に立てておきます。
夏場は冷蔵庫で保存してください。
白菜を使った料理
白菜の代表的な鍋といえば、この豚バラと白菜の重ね鍋ですよね。
ポン酢で頂くと、本当に美味しいんです。
この白菜鍋とは別に、ロールキャベツならぬ、ロール白菜レシピをご用意してありますので、是非、こちらもご覧下さい!
>>豚ひき肉入り白菜ロールとブロッコリーのほっこりアツアツ鍋レシピ!
料理上手な芸人ロバート馬場さんの白菜の鍋料理です。
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