今回は、日本古来の風習1月7日に食べる『七草粥』の作り方のご紹介です。春の七草の種類は、5・7・5・7・7のリズムに合わせると覚えやすいようです。せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ/春の七草と続けます。
お正月太りのダイエットや胃が疲れている方にも七草粥は良さそうですね。
味わい七草粥の作り方
材料(2人分)
- お米…お茶碗2杯分
- 七草パック…1パック
(今回は、大根葉とほうれん草も入れました) - 鶏がらスープの素…大さじ1
- 生姜のすりおろし…一つまみ
- 塩…少々
- 水…400~500cc程
手順1
何は無くとも、この七草は欠かせません。今はフリーズドライなども売っているので、もっと手軽に作れる方法もあります。
基本的にはお粥に入れるだけなので、どちらも同じ扱いで大丈夫です。七草はざっと洗っておきます。
手順2
その後に葉物はみじん切りに
蘿蔔(すずしろ/大根)、菘(すずな/カブ)は、薄切りにしておきます。
準備が整ったら、次にお粥を作り始めます。
七草を茹でるのは、ほんの数分でいいので
先に土鍋にご飯を入れたら、
分量の水と鶏がらスープの素を入れて煮ていきます。
この出汁も中華風になって美味しいのですが
苦手な方などは、昆布と鰹節で
普通に出汁をとって作ってくださいね。
今回は、出来た白飯を使用したので、10分も煮ればいいでしょう。
冷凍しておいたご飯や、レトルトのものでも全然OKですよ。
手順3
七草をざっと茹でます。
レシピによっては、蘿蔔(すずしろ/大根)、菘(すずな/カブ)は
先に茹でておく場合もありますが、今回はまとめて入れてしまいました。
シャキシャキ感が残っているくらいが
とても美味しく楽しめますよ。
仕上げにお粥の上に七草を乗せて、2~3分煮たら出来上がりです!
お好みで塩をパラパラ振りかけてくださいね。
今回は、胃休めと一緒に身体がしっかり温まるように
すりおろし生姜をちょっとだけ入れてみました。
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出来上がり 食べてみた感想
七草粥を作る日には、何とかレシピをアップしたいと考えていました。でも、実際に七草を売り出すのは、早くても前日だと思っていたんですがラッキーなことに4日に手に入れることが出来ました。
ついでにお正月用にまとめて買っておいた葉物などがあまっていたので、それもザクザク刻んで入れてしまいました。ほうれん草は今が旬ですし、根っこの赤い部分に栄養が詰まっている上、甘くてとても美味しいんですよね。お正月太り(激太り)や胃が疲れている人にも七草粥はお勧めです。
毎回ご紹介していると思いますが、我が家では塩を使う時は必ず藻塩を使うんです。
普通の粗塩でもいい味が出るのですがやはりこの藻塩には適わないと思います。使ったことがない方は、是非一度お試しください!
おわりに…
七草粥には、基本的に『春の七草』を使うのが定番となっていますが、実を言うと元々七種粥というお粥がルーツのこともあり七種の若菜であれば、特にこだわりは無いんですよ。今回のように、ほうれん草や、三つ葉、小松菜などを入れてもいいんです。
若菜は生命のエネルギーを感じますよね。なので、お正月のおせち料理や、豪華な食事に疲れた胃を休ませてあげる目的で、若菜を使った七草粥を頂くのです。
一応…春の七草の種類と覚え方です。5・7・5・7・7のリズムに合わせて覚えると、覚えやすいようです。せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ/春の七草と続けます。
お粥を食べながら、お子さんと一緒に覚えてみても楽しいですね。
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