「かりん(花梨)の種類と栄養・健康効果」についてまとめました。このページは「健康に役立つ栄養学・効能」カテゴリーに保管しておきます。
このページの趣旨は…私自身がかりん(花梨)の健康効果や成分について深く学びたいということと・かりん(花梨)について検索された際に役立つページにしたいということでまとめました。
今後も、かりん(花梨)についての情報を集め必要なものを追記していきます。
かりん(花梨)に含まれる栄養成分
・サポニン
・タンニン
・カリウム
・ビタミンC
・食物繊維
かりん(花梨)による健康効果・効能
かりんは10月~11月頃に美味しい時期を迎える。せき止めに効くとされるかりんは生だとかたく・渋みや酸味が強い為、加熱してジャムや砂糖漬け、果実酒などにして利用する。
かりんの芳香のもととなる精油成分は、たんやせきなど、喉の炎症を鎮めたり・胃腸の働きを活発にする作用がある。また、抗酸化作用のあるサポニンやタンニン、りんご酸やクエン酸が含まれ、肝臓の強化や動脈硬化予防、疲労回復にも効果を発揮する。
食物繊維は、野菜や果物を含めてトップクラスの含有量。ごぼう5.7g:かりん8.9g(100gあたり)。
・のどの炎症を鎮める
・疲労回復作用
・動脈硬化の予防
・高血圧の予防
・整腸作用
カリウム
カリウムは、ナトリウム(塩分)を体外に排出させて血圧を安定させる。高血圧の予防には、カリウムを十分に摂ってナトリウムの排出を促すことが大切。カリウム1に対してナトリウムを2以下にするとバランスが摂れる。
ビタミンC
ビタミンCは、強い抗酸化力によって過酸化脂質の生成を抑制し動脈硬化や脳卒中、心筋梗塞などを予防する働きがある。発がん性物質であるニトロソアミンの形成を抑制する働きがあり抗ガン作用も期待されている。皮膚や血管の老化を抑えたりガンやストレスをブロックする。
ビタミンCは「メラニンの生成を抑える」「メラニン色素を還元する」というダブルの美白効果があり、有害な活性酸素から細胞を守る抗酸化作用もある。更には、コラーゲンの生成を助ける働きがあることから、しみ・ソバカス対策には欠かせない成分。キャベツの芯の周りにはビタミンCを多く含む。
食物繊維
食物繊維とは「ヒトの消化酵素で消化されない食品中の難消化性成分の総体」と定義されている。現在は昔と違い腸内細菌による分解・発酵を経てエネルギー源や短鎖脂肪酸に変化し様々な効果があることが解明されてきている。
食物繊維は、腸内の乳酸菌を増やすのを助け腸内環境を整える働きがある。便秘改善にも効果的。ヨーグルトを摂ると相乗効果が期待できる。
かりん(花梨)の栄養成分表
食品成分表 | 可食部100gあたり |
---|---|
エネルギー | 68kcal |
水分 | 80.7g |
たんぱく質 | 0.4g |
炭水化物 | 18.3g |
カリウム | 270mg |
カルシウム | 12mg |
マグネシウム | 12mg |
リン | 17mg |
鉄 | 0.3mg |
ビタミンA(βカロテン当量) | 140μg |
ビタミンB2 | 0.03mg |
ビタミンB6 | 0.04mg |
ビタミンC | 25mg |
食物繊維総量 | 8.9g |
かりん(花梨)の保存方法、その他
熟したかりん:表面につやとハリがあり傷がなく香りが強いものを選択する。
外部レシピ
・みんなが作るかりんレシピ(クックパッド)
・花梨レシピ・作り方(楽天レシピ)
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