モロヘイヤの栄養成分と健康効果・効能|βカロテン10000μg・カルシウム260mg・カリウム530mg..驚異的な緑黄色野菜!

健康に役立つ栄養学・効能

「モロヘイヤの種類と栄養・健康効果」についてまとめました。このページは「健康に役立つ栄養学・効能」カテゴリーに保管しておきます。

このページの趣旨は…私自身がモロヘイヤの健康効果や成分について深く学びたいということと・モロヘイヤについて検索された際に役立つページにしたいということでまとめました。

今後も、モロヘイヤについての情報を集め必要なものを追記していきます。

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モロヘイヤに含まれる栄養成分

・βカロテン
・カルシウム
・カリウム
・ビタミンB2
・ビタミンC
・食物繊維

モロヘイヤによる健康効果・効能

モロヘイヤは7月~9月…夏に旬を迎える緑黄色野菜。驚くべき事は、栄養成分が驚異的に高い事。緑黄色野菜に含まれるβカロテンを始め、カルシウム、ビタミンB群・C・E、食物繊維ともにトップクラス。

100gあたり…カルシウム:牛乳110mg・モロヘイヤ260mg、βカロテン:小松菜3100μg・モロヘイヤ10000μg。

・血糖値の上昇を抑える
・コレステロールの上昇を抑える
・高血圧を防ぐ
・脳卒中の予防
・骨粗鬆症の予防
・ストレスの解消効果
・ガンの予防
・老化を抑える
・美肌効果
・便秘の予防改善

βカロテン

モロヘイヤに含まれるβカロテンは、活性酸素を除去することで免疫力が上がり血液のめぐりが改善されると共に、細胞が傷つけられるのを防ぎ発ガンを抑制する働きがある。また、強力な抗酸化作用だけでなく、アンチエイジングにおいても高い効果を発揮する。

LDLコレステロールの酸化を抑え動脈硬化を防ぎ、心疾患のリスクを低減してくれる。脳の認知機能を高める働きがあり、近年はボケ予防の効果も期待されている。

βカロテンは、トマト人参ブロッコリーを始め緑黄色野菜に多く含まれる。体内で必要な量だけのビタミンAに変換することから…ビタミンAの効能を期待することもできる。

βカロテンは、油を使って調理すると吸収率力が3~10倍も高まるとされている。

カルシウム

カルシウムは、日本人に不足しがちなミネラル。丈夫な骨や歯を作り、筋肉と神経の働きをバックアップする。カルシウムが慢性的に不足すると骨折や骨粗鬆症を起こす可能性が高くなる。女性はホルモンの影響で骨量が減少しやすいため気をつけるべき。

また、神経過敏な状態となり肩こりや腰痛を引き起こすこともある。

カリウム

カリウムは、ナトリウム(塩分)を体外に排出させて血圧を安定させる。高血圧の予防には、カリウムを十分に摂ってナトリウムの排出を促すことが大切。カリウム1に対してナトリウムを2以下にするとバランスが摂れる。

ビタミンB2

ビタミンB2は、糖質・脂質・たんぱく質をエネルギーに変える酵素の補酵素。体内で動脈硬化や老化の原因となる「過酸化脂質」の生成を抑え、動脈硬化・高血圧・脳卒中などの生活習慣病を予防する効果がある。

また、細胞の再生やエネルギーの代謝を促進し、健康な毛髪・爪・肌を作りだし全身の成長・維持を助ける。ビタミンB2は、粘膜を保護する働きがあることから目の充血・乾燥・かゆみ・眼精疲労の症状を和らげる働きも期待できる。

ビタミンC

ビタミンCは、強い抗酸化力によって過酸化脂質の生成を抑制し動脈硬化脳卒中、心筋梗塞などを予防する働きがある。発がん性物質であるニトロソアミンの形成を抑制する働きがあり抗ガン作用も期待されている。皮膚や血管の老化を抑えたりガンストレスをブロックする。

ビタミンCは「メラニンの生成を抑える」「メラニン色素を還元する」というダブルの美白効果があり、有害な活性酸素から細胞を守る抗酸化作用もある。更には、コラーゲンの生成を助ける働きがあることから、しみ・ソバカス対策には欠かせない成分。

食物繊維

食物繊維とは「ヒトの消化酵素で消化されない食品中の難消化性成分の総体」と定義されている。現在は昔と違い腸内細菌による分解・発酵を経てエネルギー源や短鎖脂肪酸に変化し様々な効果があることが解明されてきている。

食物繊維は、腸内の乳酸菌を増やすのを助け腸内環境を整える働きがある。便秘改善にも効果的。ヨーグルトを摂ると相乗効果が期待できる。

モロヘイヤの栄養成分表

食品成分表可食部100gあたり
エネルギー38kcal
水分86.1g
カリウム530mg
カルシウム260mg
マグネシウム46mg
リン110mg
1.0mg
マンガン1.32mg
ビタミンA(βカロテン相当量)10000μg
ビタミンK640μg
ビタミンB10.18mg
ビタミンB20.42mg
ビタミンC65mg
食物繊維総量5.9g

モロヘイヤの保存方法、その他

モロヘイヤの保存方法:鮮度が落ちると葉がかたくなってしまう。さっと茹でて、しっかり水を切れば冷凍保存も可能。

新鮮なモロヘイヤ:葉にハリがあってみずみずしく若葉のもの。

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