今回のスイーツは【マクロビスイーツ】といって、白砂糖、乳製品不使用のいちごのタルトです。白砂糖の弊害については、今では常識のようによく知られている所で、私も数年前から白砂糖は一切使わなくなりました。
これからですと・・・クリスマスパーティーとしても使えますし・お誕生日や記念日にも使えます。また、いちごの旬の春先には、ぜひ作ってほしいスイーツです。
市販のものと違って、健康にも美容にも、ダイエットにもお薦めな一品です。※白砂糖の弊害については記事下でまとめています
マクロビスイーツイチゴタルトの作り方
材料（１８cmタルト型）
イチゴ…１パック（２００g位）
＜タルト生地＞
薄力粉…１８０g
（出来るなら全粒粉がいいです）
塩…小さじ１/４
メープルシロップ…５０cc
なたね油（キャノーラ油）…５０cc
＜スポンジ＞
薄力粉…１００g
強力粉…２０g
ベーキングパウダー小さじ１
塩…小さじ１/４
豆乳…１２０g
なたね油（キャノーラ油）…４０g
てんさい糖シロップ…８０～１００ｇ
（メープルシロップでもＯＫです）
＜豆乳クリーム＞
豆乳…１５０ml
メープルシロップ４０ml
シナモン（パウダー）…適量
バニラエッセンス…２～３滴
寒天パウダー…小さじ１
手順１、タルト生地を作る
タルト生地を作りましょう♪
タルト生地の材料を、ボウルの中でよく混ぜ合わせます。始めに、甘味と油を混ぜたところに、粉を振り入れるとやりやすいです。
タルト型に生地を敷き詰めたら、フォークを使って穴を開けておきましょう。
この後は１８０℃に予熱したオーブンで１５分空焼きします。
用意できるのならば、タルトストーンを敷き詰めるといいでしょう。タルトストーンは小豆などでも代わりになりますよ♪
手順２、スポンジを作りましょう
本来タルトにはスポンジは入れません。
が、少しだけケーキっぽくしたくて作ってみました。
タルトと同じように、甘味・油をよく混ぜ合わせてから豆乳を入れ、粉類をふるい入れます。
手順３、豆乳クリームを作りましょう♪
豆乳クリームの材料を小鍋に入れ火にかけます。
寒天が溶けたら粗熱が取れるまで少しおいておき…仕上げにフードプロセッサーで細かく攪拌します。ねっとりとクリーム状になるまで、何度か繰り返しましょう。
手順４、イチゴペーストを作りましょう♪
イチゴは半分くらいに適当に切ったら、フードプロセッサーにかけます。この時特に甘味は入れませんが、甘いのが好きな方はメープルシロップを少量入れてくださいね。
この時点で空焼きしたタルト生地が、こんな感じで出来上がってます。
手順５、生地やスポンジを重ねる
タルト生地にスポンジとイチゴペーストを順に重ねていきましょう。
結構気をつけて重ねないと溢れます（笑）
手順５、オーブンで焼く
全て重ね終わったら、１８０度に予熱したオーブンで２０～２５分位焼きましょう。
竹串をさして、何もついてこなければ出来上がりです！
後は豆乳クリームを薄く塗ってから、薄くスライスしたイチゴを自由にトッピングしてくださいね♪
私はこんな風にトッピングしてみました～！
出来上がり食べてみた感想
丸いタルトをカットすると、こんな感じになります。豆乳クリームは普通の生クリームとは違い、とってもアッサリした味わいですが甘さの調節はメープルシロップで出来ますので、特に問題ないです。
今回甘味にはメープルシロップを使いましたが、お好みでてんさい糖、きび糖などを使ってもいいでしょう。
ただ、てんさい糖は水に溶けにくく、そのまま使うと粒が残ってしまいますので、シロップにしてから使うと使いやすいです。
＊てんさい糖シロップの作り方＊
１、てんさい糖１００gと水５０mlを鍋に入れ、弱火にかけます。
２、時々かき回して、てんさい糖を溶かしていきます。
３、てんさい糖が溶けて、ひと煮立ち（軽く沸騰）したら火を止めましょう。
冷蔵庫で１週間～１０日ほど保存できます。
冷たいドリンクの甘味としても重宝しますよ。
ちなみにメープルシロップとは…メープルシュガー、カエデ糖ともいい・サトウカエデの樹液を濃縮し、製造した糖液です。独特のフレーバーがあります。
私はメープルシロップの他にアガベシロップという、リュウゼツラン（英語名：アガベ）から採れるシロップもよく使います。以前は人口甘味料を使っていたのですが、そちらの方も一切使わなくなりましたね。
白砂糖の弊害について軽く触れておきますね。
白砂糖は摂取すると血糖値を急激に上げ、とても高揚した気分にしてくれたり、元気になったような、錯覚を起こします。それでも、上がった血糖値はまたすぐに急激に落ちていきます。
この上がり下がりが、内臓に負担をかけてしまうんですね。そして、白砂糖には麻薬と同じような依存性があります。
なので、白砂糖の入った『悪魔的甘さのスイーツ』（…と、私は呼んでいます/笑）を食べるとまたすぐに食べたくなってしまう…という経験はありませんか？
この依存性が曲者なのです！しかし、一口でも身体に入れなければ、その依存性は起こりません。ですので、白砂糖はこういう現象を引き起こすんだなぁ…という程度でも頭に入れておけば、自然と口にする機会が減っていくのではないでしょうか。
マクロビスイーツは、総じてパサパサしていて固い印象があります。しかし、白米を玄米に変えたときと同じで、そのうち慣れてきて本当の美味しさを舌が感じ取れるようになります。是非、一度作ってみて味わってほしいスイーツですね。
おわりに…
私は数年前から牛乳を豆乳にシフト、白砂糖はてんさい糖かメープルシロップ最近ではアガベシロップもとるようになりました。
ちなみに、この４０レシピでご紹介しているいろいろなレシピには砂糖、という表記があります。こちらについては、私の場合は全て、他の甘味に変えて作っています事をご了承くださいませ。
今後も機会があれば、マクロビスイーツやベジレシピをご紹介していきますね！
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