「昆布の種類と栄養・健康効果」についてまとめました。このページは「健康に役立つ栄養学・効能」カテゴリーに保管しておきます。
このページの趣旨は…私自身が昆布の健康効果や成分について深く学びたいということと・昆布について検索された際に役立つページにしたいということでまとめました。
今後も、昆布についての情報を集め必要なものを追記していきます。
昆布に含まれる栄養成分
・ヨウ素
・アルギン酸
・タウリン
・カリウム
・カルシウム
・鉄
昆布による健康効果・効能
・高血圧の予防
・血糖値を下げる作用
・老化を防ぐ
・がんの予防
・代謝を上げる作用
・更年期障害の予防・改善
ヨウ素
ヨウ素は、甲状腺ホルモンの主原料で、基礎代謝を盛んにする働きがある。代謝が盛んになれば、体から冷えが取れ免疫力も向上する。生活習慣病を始め様々な病を予防する重要な栄養素である。
免疫力は病気にならない為の抵抗力で、病気を予防するための源。20歳ころがピークで40歳過ぎると半減する。体温が1度下がると免疫力は4割も低下するといわれている。
アルギン酸、タウリン
昆布やわかめなどに多く含まれる食物繊維のアルギン酸や、抗酸化作用のあるタウリンにはナトリウム、コレステロールを体外に排出する働きがあり高血圧や高脂血の予防に役立つ。
タウリンは、魚介類に多く血糖値を下げて糖尿病を予防する働きもある。タウリンを多く含む食品…カキ、いか、海老など。
カリウム
カリウムは、ナトリウム(塩分)を体外に排出させて血圧を安定させる。高血圧の予防には、カリウムを十分に摂ってナトリウムの排出を促すことが大切。カリウム1に対してナトリウムを2以下にするとバランスが摂れる。
カルシウム
カルシウムは、日本人に不足しがちなミネラル。丈夫な骨や歯を作り、筋肉と神経の働きをバックアップする。カルシウムが慢性的に不足すると骨折や骨粗鬆症を起こす可能性が高くなる。女性はホルモンの影響で骨量が減少しやすいため気をつけるべき。
また、神経過敏な状態となり肩こりや腰痛を引き起こすこともある。
鉄
酵素を全身に供給し、貧血を予防する。鉄を含む酵素はエネルギー代謝に重要な働きをする。女性に不足しやすい栄養素。
鉄の多い食品…小松菜、ほうれん草、納豆、あさり、レバー、ひじき。
昆布の栄養成分表
食品成分表 | 可食部100gあたり |
---|---|
エネルギー | 138kcal |
水分 | 13.2g |
炭水化物 | 56.5g |
脂肪 | 2.0g |
たんぱく質 | 8.0g |
ビタミンA相当量 | 71μg |
βカロテン | 850μg |
ビタミンB1 | 0.80mg |
ビタミンB2 | 0.35mg |
ナイアシン | 2.0mg |
パントテン酸 | 0.24mg |
ビタミンB6 | 0.02mg |
葉酸 | 170μg |
ビタミンC | 15mg |
ビタミンE | 1.0mg |
ビタミンK | 110μg |
ナトリウム | 2700mg |
カリウム | 5300mg |
カルシウム | 760mg |
マグネシウム | 540mg |
リン | 240mg |
鉄 | 2.4mg |
亜鉛 | 1.0mg |
銅 | 0.05mg |
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